ユベントスは公式サイト上で 2023/24 セリエＡ第8節トリノ戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | ||
|---|---|---|
| GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
| DF | 1st | 3: ブレメル、4: ガッティ、6: ダニーロ、24: ルガーニ |
| B | 13: ハイセン | |
| WB | 1st | 11: コスティッチ、17: イリング、22: Ｔ・ウェア、27: カンビアーゾ |
| MF | 1st | 5: ロカテッリ、16: マッケニー、20: ミレッティ、21: ファジョーリ、25: ラビオ |
| B | 41: ニコルッシ | |
| FW | 1st | 14: ミリク、18: ケーン |
| B | 15: ユルディズ | |
ふくらはぎ痛で前節アタランタ戦は招集外だったミリク選手がメンバーに復帰。その一方で筋肉の不快感を覚えたキエーザ選手が大事を取って招集を見送られています。
【先発予想： 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: ガッティ、ブレメル、ダニーロ
WB: マッケニー、カンビアーゾ（コスティッチ）
MF: ファジョーリ（ミレッティ）、ロカテッリ、ラビオ
FW: ケーン、ユルディズ
アッレグリ監督は 3-5-2 を選択するでしょう。
ダービー戦で起用可能な FW が限定されているため、“トップ下のポジションでリンクマンの役割を担う選手” を決めた上で『左 WB』や『中盤 MF』に起用する選手で全体のバランスを取るものと思われます。
対するトリノのユリッチ監督は 3-4-2-1 を選択すると予想されます。
CF はフィジカルに強みがあるサパタ選手。2列目からセック選手やヴラシッチ選手、カラモウ選手がサポートに入ることで前線に厚みを持たせる攻撃で得点を狙って来るでしょう。
ユベントスは「アタランタ戦で用いた守備体系の継続」することでトリノの基本的な攻撃に対応できるため、良い精神状態で試合に入ることが求められます。また、肉弾戦の様相を呈しやすいダービー戦であり、気後れしないこともポイントです。
攻撃面では「キエーザ選手の欠場がどちらに転ぶか」でしょう。
ユベントスは「キエーザが引いた相手の守備ブロックを強引にこじ開ける」という選択肢が使えないため、“アタランタと同系統のトリノ” がハイプレスを諦めて『5-4-1 の守備ブロックからのカウンター狙い』をされると攻めあぐねる可能性があります。
したがって、トップチームでの実戦の舞台であまり連携面が習熟していない選手の攻撃面でのコンビネーションが機能するかが勝点を獲得する上での鍵になると思われます。
チーム状況が苦しい中で迎えるトリノ・ダービーに向けてアッレグリ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。
