ユベントスは公式サイト上でアドリアン・ラビオ選手との契約が1年延長することで合意したと発表いたしました。「大きな戦力の引き留めに成功した」と言えるでしょう。
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ラビオ選手は1995年4月生まれの28歳。2019年夏に PSG からフリーでユベントスに加入し、今夏で4年契約が満了する状態でした。
2022/23 シーズンにラビオ選手が残した成績は「キャリアハイ」と呼ぶに相応しい数値であり、移籍と残留をどちらも選べた立場で『ユベントス残留』を選んでくれたことはユベントスにとって大きなプラスとなるでしょう。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
---|---|---|---|---|
2022/23 (出場時間率:83.2%) |
セリエA | 32 (31) | 8 (4) | 2751' |
UEFA CL | 5 (5) | 2 | 447' | |
UEFA EL | 8 (8) | 1 (2) | 750' | |
イタリア杯 | 3 (3) | 0 | 270' | |
合計 | 48 (47) | 11 (6) | 4218' | |
全試合 | 56 | ー | 5070' |
ラビオ選手の残留でユベントスは「ファジョーリ、ロカテッリ、ラビオのユニットが継続」となりました。能力や好むプレーを相互認識する必要がないことはシーズン序盤戦でプラスに働くと期待されます。
ユベントスとしては “成長令による税制優遇対象であるラビオ選手” が 2023/24 シーズンもチームに残ってくれたことは経営的にもプラスです。
「契約を1年延長しただけ」ではありますが、2024年夏にはラツィオのミリンコヴィッチ=サヴィッチ選手も契約満了となります。
来夏は「特長の似た2選手がフリーで移籍市場に出てくる可能性が高い」のです。また、ラビオ選手には「主将」を打診することも交渉材料になりました。こうした部分でもメリットは大きいと言えるでしょう。
ラビオ選手が 2023/24 シーズンも前シーズンに匹敵する内容でチームを牽引してくれることに期待です。