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左大腿直筋を負傷したポグバも 2022/23 シーズンが一足先に終了へ

 ユベントスは公式サイト上で5月14日に行われたセリエA第35節クレモネーゼ戦で左太ももを痛めたポグバ選手の診察結果を発表いたしました。

 左大腿直筋の負傷が確認されたため、2022/23 シーズンは一足先に終了する可能性が大となっています。

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 ポグバ選手が5月14日(日)に行われた 2022/23 セリエA第35節クレモネーゼ戦で約1年ぶりの先発出場。しかし、前半20分過ぎにボールを蹴った際に左太ももの前部を痛め、ミリク選手との交代を余儀なくされていました。

 試合翌日の現地15日にJメディカルで行われた検査で「左大腿直筋に低グレードの損傷」が確認され、ポグバ選手の離脱が確定。

 11日のセビージャ戦で “左大腿部の内転筋に低グレードの損傷が確認されたボヌッチ選手” が20日前後の離脱が見込まれていることから「ポグバ選手もボヌッチ選手と同じ20日前後の離脱」が濃厚と言えるでしょう。

 したがって、ポグバ選手の 2022/23 シーズンも一足先に終了することになると思われます。

 

 ユベントスにとってポグバ選手の離脱が戦力的に痛手なのは「相手選手を背負った状態で味方からの縦パスを引き出せる “トップ下の選手” が不在になること」です。

 ポグバ選手はかなりの確率で楔を打ち付けてくれますし、相手チームは『反転ターンから持ち出してのシュート』を防ぐために守備ブロックの圧縮に動きます。

 この動きでポグバ選手は囲まれるものの、「サイドのキエーザ選手や最前線のヴラホヴィッチ選手はマークが緩んでスペースを得やすい」という恩恵を代わりに手にしているのです。

 両サイドからのクロス攻撃一辺倒にならずに済む能力を持ったポグバ選手の離脱がチームの戦術幅に影を落とすことになるのは避けられないでしょう。

 

 コンディションが上向きだったポグバ選手が再び離脱する状況となった中でアッレグリ監督がシーズンを良い形で締めくくるためにどのような選手起用をするのかに注目です。