『スカイ・イタリア』によりますと、スペインのビジャレアルがデ・シリオ選手の獲得に関心を示しているとのことです。期限付き移籍なら、移籍が実現する可能性はあると言えるでしょう。
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久保建英選手が加入したことで日本での知名度が急上昇したビジャレアルですが、左サイドバックのアルベルト・モレノ選手がプレシーズンマッチで左ひざ前十字靭帯を断裂。全治6ヶ月の大怪我を負いました。
Ａ・モレノ選手はレギュラーとしてプレーすることが濃厚でしたから、6ヶ月以上の離脱はビジャレアルにとって大きな痛手です。緊急補強に乗り出す必要がある状況であり、デ・シリオ選手獲得の可能性についての問い合わせを行ったのでしょう。
現状は「デ・シリオ選手はビジャレアルの獲得リストに掲載された段階」と考えられます。
サイドバックの候補は他にもいるはずですし、デ・シリオ選手はスペイン初挑戦という不安材料もあります。そのため、「コストパフォーマンス」と「Ａ・モレノ選手の復帰後」を見据えた上で最終的な判断が下されることになるでしょう。
ユベントス側は「完全移籍」を希望するでしょうが、この条件では交渉は成立しないでしょう。なぜなら、Ａ・モレノ選手は昨年ビジャレアルと5年契約を締結しているため、左サイドバックが本来の持ち場ではない DF を高額な移籍金で取る必要がないからです。
したがって、「期限付き移籍」をユベントスが受け入れ、デ・シリオ選手がビジャレアル行きに納得することが移籍成立の条件になると思われます。
ユベントスは現状で「サイドバックの人員を削減したい状況」にありますから、フロント陣がどのように余剰人員を整理するのかに注目です。
