2022/23 セリエA第33節レッチェ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ボローニャではミラノ(でのコッパ・イタリア準決勝インテル戦)とは違った姿勢で臨みました。しかし、フィニッシュの局面でのミスが多く、この点は改善しなければなりません。
レッチェ戦は難しくなるでしょう。良い状態でなければなりませんし、集中し、相手への敬意も欠かせません。彼らは残留が賭かっているからです。
バランスシートを見るのは年度末です。私達はセリエAのトップ4フィニッシュとヨーロッパリーグ制覇を目標に掲げました。
私達は最後までカンピオナートを戦い抜くために仕事に戻っています。今年はそれが上手くできませんでした。ピッチ外でも今年は波乱万丈だったからです。
ヴラホヴィッチ?個人の目標も重要ですが、チームの目標が第1です。1人の選手に浮き沈みはありますが、ある1人が目標を達成できないと私達全員が悪くなってしまうのです。しかし、彼は良いプレーをしていますし、先発起用するのかを評価しなければなりません。
ミラノで戦った後は疲労や体調不良の話が出ましたし、ボローニャ戦の後ではコンディションを取り戻したと言われました。私達のコンディションは良いのですが、頭で差が生じるのです。
これからはミニ・トーナメントが始まります。目標はラツィオです。
ラビオは数ヶ月前の水準ではないかも知れません。しかし、ボローニャで見せたプレーは素晴らしいものでした。しかし、明日の試合では休養の候補です。
ディ・マリアは良好です。足首の痛みも治まりました。試合で決定的な存在となるでしょう。彼は並外れた選手ですし、私達の誰もが彼に大きな期待をしています。どの試合ででも違いを作れるのですから。
ファジョーリは他の選手たちと同様に引退するまで改善を止めてはなりません。一時期は状態を落としましたが、今では決定的なパフォーマンスを取り戻しています。ボローニャ戦では異なる特徴を求めていたから彼を外したのです。
ユベントスにとって良い結果を出すとは勝つことです。ただ、スポーツの世界では常に勝てるという訳ではありません。常に敗けることもできないですし、明日は勝利の道筋を取り戻すことが目的です。
多くの試合に出場しているブレメルの状態は良好です。多くのプレッシャーがある中でのプレーは初めてのことでしょう。明日の試合ではピッチに立つ予定です。A・サンドロは休養の予定です。エネルギーの充填が必要ですから。
ラビオやディ・マリアとの契約延長?来季のことはシーズンが終わってから考えるようにしています。私達はチャンピオンズリーグに出場できるのか分からないですし、計画を立てる上で重要な要素だからです。
私達は落ち着かなければなりませんし、やらなければならないことを達成するために集中しなければなりません。来年どうするかはクラブとともに評価することになります」