ユベントスは公式サイト上で 2022/23 セリエＡ第12節レッチェ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | ||
|---|---|---|
| GK | 1st | 1: シュチェスニー、23: ピンソーリョ、36: ペリン |
| DF | 1st | 6: ダニーロ、12: Ａ・サンドロ、15: ガッティ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
| MF | 1st | 8: マッケニー、11: クアドラード、17: コスティッチ、25: ラビオ |
| B | 20: ミレッティ、44: ファジョーリ | |
| FW | 1st | 14: ミリク、18: ケーン |
| B | 30: スーレ、43: イリング、46: コンパニョン | |
コンディション不良のヴラホヴィッチ選手と個人的な理由でロカテッリ選手が招集メンバー外。CF タイプの選手が不足していることからＢチームのコンパニョン選手が招集されました。
【先発予想： 4-2-3-1】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、ガッティ、ボヌッチ、Ａ・サンドロ（ルガーニ）
DMF: マッケニー、ラビオ
OMF: クアドラード、ミレッティ（ファジョーリ）、コスティッチ
FW: ミリク
アッレグリ監督は 4-2-3-1 を選択すると予想されます。
レッチェ戦でのポイントは「フォーメーション」ではなく「先発起用が可能なコンディションの選手は誰なのか」でしょう。それによって最も現実的なフォーメーションが定まると考えられるからです。
対するレッチェのバローニ監督は 4-3-3 が有力です。
190cm 近い身長のシーセイ選手が CF としてポストプレーを担当し、ストレフェッツァ選手などが両翼や中盤からサポートする形が基本のチームです。強烈な個性を持つ選手はいないため、ユベントスは「定石どおりの対応を高い精度でできるか」がポイントになるでしょう。
ユベントスが今節で頭を悩ませることになると思われる最大の要因は「戦力として計算できる選手が “極端に” 限られていること」です。「交代選手の投入による活性化」を期待できないことが懸念点になります。
また、今節は「レジスタを本職とする選手が不在」という緊急事態ですが、アッレグリ監督は「ダニーロ選手をレジスタの位置に上げての 3-5-1-1」で難局を乗り切る腹積もりでしょう。
この場合は「3バックの中央に陣取るボヌッチ選手の守備力」が不安材料として残るため、ボヌッチ選手をレジスタに配置してダニーロ選手に最終ラインを統率させた方が守備は安定すると思われます。
後のないアッレグリ監督がレッチェ戦に向けてどのような準備を行うのかに注目です。
