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ガゼッタ・デッロ・スポルト、「なぜロヴェッラを放出した?」とユベントスの補強戦略を訝しむ

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』が「CL の登録枠が1人分空いていたのにロヴェッラをモンツァに期限付き移籍させたのは理解に苦しむ」と疑問を呈しています。これは「アッレグリ監督による序列」と「ハプニング」が影響してのことです。

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 まず、アッレグリ監督の『レジスタの序列』は以下です。

  1. パレデス(※ 8月31日に PSG から期限付き移籍で加入)
  2. ロカテッリ
  3. ロヴェッラ

 主戦レジスタはパレデス選手。ロカテッリ選手は「パレデス選手の控え」で、ロヴェッラ選手は「パレデス選手の獲得交渉が決裂した際の保険」という扱いでした。

 だから、パレデス選手の獲得が決定的になった時点でロヴェッラ選手は「放出」となったのです。

 ただ、ピッチ上でレジスタの選手が見せていたパフォーマンスは「アッレグリ監督の序列が低いロヴェッラ選手が最も良い」という “皮肉な状況” でした。この点は批判されても言い訳できないでしょう。

 

 CL の登録枠が1人分空いたのは「ザカリア選手が移籍最終日に電撃移籍をしたから」です。当初の登録予定は下表のとおりだったと推測されます。

表: UEFA CL の登録予定選手(2022年夏・移籍最終日)
選手名
MF
(8)
1st
(6)
5: ロカテッリ、8: マッケニー、10: ポグバ、25: ラビオ、28: ザカリア、32: パレデス
B 20: ミレッティ、44: ファジョーリ
登録外 29: アルトゥール

 構想外だったアルトゥール選手はリヴァプール移籍がまとまらなければ登録外。ザカリア選手は「登録」される前提でした。

 ところが、ザカリア選手のチェルシーへの期限付き移籍が “移籍最終日の締め切り直前” に決定したことで「CL の登録枠に1人分の空き」が生じたのです。

 その結果、現在は “右足腓骨を骨折して10月の復帰を目指してリハビリ中のアケ選手” が登録されるという意味不明な行動に出ることとなりました。訝しむ声が出るのは当然でしょう。

 

 『アッレグリ監督のチーム』はチームとして全く機能していないため、この手の「痛いところを指摘する記事」は今後も定期的に出てくると思われます。