ユベントスは公式サイト上でイゴール・トゥドール監督を解任したと発表いたしました。後任監督が決定するまでBチーム(= Next Gen)のブランビッラ監督が暫定的に指揮を取ることも合わせて発表されています。

開幕3連勝で 2025/26 シーズンのスタートを切ったユベントスですが、その後の公式戦は5試合連続引き分け。現在は公式戦3連敗中で4試合連続無得点と “豪華攻撃陣” が機能していません。
また、レアル・マドリード戦でチームを率いるトゥドール監督とクラブ上層部の関係悪化が可視化されたこともあり、クラブが解任に踏み切ったのでしょう。
過去記事で言及しましたが、トゥドール監督の長所は「ダメージコントロール能力に長けたモチベーション型の指揮官」であること。懸念点は「リスクマネジメント能力が未知数(で実績が乏しい)」ことでした。
「手薄な DF 陣」という『(今夏の移籍市場が開く前からの判明していた)リスク』への備えをチームとクラブの双方が軽視した末の監督解任ですから、止むを得ない結末と割り切るしかないと思われます。
トゥドール監督の後任はクラブが現在選定中。後任監督が決定するまでの間はBチーム(= Next Gen)を率いるブランビッラ監督が暫定監督としてトップチームを指揮すると発表されています。
ブランビッラ監督は1973年3月生まれの52歳。アタランタのプリマヴェーラで監督を務めた後、2022年夏にユベントス・Bチームの指揮官に就任。2024/25 シーズンの序盤を除き、現在もBチームの監督を務めています。
ブランビッラ監督がトップチームの正式監督に就任する可能性はほぼゼロ。
2024/25 シーズンに成績不振でモンテーロ監督よりも先に “Bチームと同じセリエCのグループCに所属していたフォッジャ” の指揮官を解任された過去があるからです。
“トップチームに所属する控え選手” にすら舐められるリスクがあるため、後任監督をどのタイミングで指名できるかが重要になるでしょう。
なお、後任監督として有力なのはスパレッティ監督。マンチーニ監督は「サウジアラビア代表監督としての実績」が影を落とし、パッラディーノ監督は「コモリ GM のスタンスと反りが合わない懸念」があるからです。
チャンピオンズリーグ出場権を逸してしまうと経営面で大ダメージを被ることになるユベントスのクラブ首脳陣がトゥドール監督の後任に誰を指名するのかに注目です。