『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、右ひざ半月板の損傷が確認されたポグバ選手の治療方針はカタールW杯を踏まえた上で決断が下されるとのことです。結論は少し先になるでしょう。
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ポグバ選手は7月24日の練習中に右ひざ外側半月板を痛め、病変の存在が確認されました。
『手術』か『保存療法』かを選択する必要があるのですが、現時点では決断は下されていません。これは「カタールW杯」が影響しているからでしょう。
- 『手術』を選択した場合:
- “術後の予想回復期間” での復帰がほぼ可能
- 『回復に要する期間』によってはカタールW杯の出場に支障
- 『保存療法』を選択した場合:
- 回復すればプレー可能
- 『回復に要する期間』が予測不能
“手術せざるを得ない状態” なら断腸の思いで手術を終えているでしょう。また、1ヶ月ほどの離脱で復帰できるのであれば、手術に踏み切っていると思われます。
現状は「チームより先にイタリアに戻ってセカンドオピニオンを得る」との報道が出ているため、「手術をするとカタールW杯でフランス代表入りすることは微妙になる離脱期間」になる可能性が捨て切れません。
今後の見通しとしては「ポグバ選手は7月末から8月初旬にかけて右ひざの治療方法に関するセカンドオピニオンを収集」することになるでしょう。
それから「ポグバ選手個人の希望」を北米ツアーから戻って来たアッレグリ監督などチーム首脳に告げ、その上で「どの治療方法を選択するか」の決断を下すはずです。
チームの屋台骨を担う予定の選手が離脱することになる訳ですから、チームとしては「移籍市場で動きが取れるタイミングで決断してくれれば良い」との立場を採ることでしょう。現時点では修正が効くからです。
まずはポグバ選手の離脱がどのぐらいになるのかに注目です。