2025/26 セリエA第9節が行われ、ホームにウディネーゼを迎えたユベントスは 1-1 で迎えた後半にガッティ選手のゴールで勝ち越し、3-1 で勝利しました。

先発した両チームの選手とフォーメーションは以下のとおりです。

| Juventus FC [3-4-1-2] |
Udinese Calcio [3-5-2] |
|
|---|---|---|
| GK | 16: ディ・グレゴリオ | 40: オコイェ |
| DF | 15: カルル 4: ガッティ 6: ケリー |
2: ゴグリチーゼ 27: カバセレ 28: ソレ |
| MF | 27: カンビアーゾ 5: ロカテッリ (C) 22: マッケニー 18: コスティッチ |
19: エヒジブエ 24: ピオトロフスキ 8: カールストローム (C) 14: アッタ 11: カマラ |
| 10: ユルディズ | ||
| FW | 9: ヴラホヴィッチ 20: オペンダ |
10: ザニオーロ 9: デイヴィス |
ユベントスのブランビッラ暫定監督は 3-4-1-2 を選択。前節ラツィオ戦の後半で用いたシステムを継続し、ユルディズ選手をトップ下に配置。カンビアーゾ選手は右 WB で起用して試合に臨みます。
対するウディネーゼのルニャイチ監督は 3-5-2 を選択。こちらは両 WB を除いて予想どおりの選手が先発。ザニオーロ選手とデイヴィス選手の2トップに攻撃の牽引を託して試合を迎えます。
試合が動いたのは3分。カルルの縦パスに反応したオペンダからの折り返しに詰めたヴラホヴィッチがゴグリチーゼに倒されて PK を獲得。これをヴラホヴィッチ自らがゴール左下に決め、ユベントスが立ち上がりに先制する。
リードを得たユベントスは15分にスルーパスに反応したマッケニーの折り返しにヴラホヴィッチが合わせるもオフサイドでゴールは認められず。36分にオペンダが得た決定機は GK オコイェに阻まれてしまう。
それでも攻勢を続けるユベントスは38分にマッケニーのロングスローを跳ね返されたところをコスティッチが左足ロングシュートを枠内に飛ばしたが、これも GK オコイェが好セーブで応戦。2点目が入りそうで入らない時間が続く。
すると、前半アディショナルタイムに突入した46分にロカテッリのトラップミスからボールを奪われるとショートカウンターからのゴール前での混戦でザニオーロに同点弾を献上。
前半は 1-1 で終了する。
ハーフタイムでの修正策が機能したのはアウェイのウディネーゼ。49分に FK からゴグリチーゼが高い打点でのヘディングシュートを放つも、これは GK ディ・グレゴリオのセーブに阻まれる。
2トップのスピードで勝ち越し点を狙うユベントスだが、64分にヴラホヴィッチが放ったシュートは枠のわずかに右。カルルが66分に放った強烈な枠内ミドルは GK オコイェの好守にまたも防がれてしまう。
それでも、このプレーで得た右 CK からガッティがファーサイドからのヘディングシュートを決めてユベントスが 2-1 と勝ち越しに成功する。
その後のユベントスはユルディズがチーム3点目を狙うも GK オコイェが好セーブで応戦。対するウディネーゼは90分に左 CK からバヨがヘディングシュートで応戦するも枠のわずかに右に逸れてしまう。
肝を冷やしたユベントスは92分にユルディズがゴグリチーゼとの接触でエリア内で転倒。VAR の介入で PK を獲得すると、ユルディズが GK オコイェが飛んだ方向とは逆のゴール左下に決めて勝負あり。
試合は 3-1 で終了し、ユベントスは公式戦の連敗を3で止めることに成功した。
なお、試合に出場したユベントスの選手・監督などへの採点は次のとおりです。
GK: ディ・グレゴリオ 6.0
ボックス内からコントロールショットを放たれての失点は止むを得ない。後半の立ち上がりに逆転弾を許さないシュートセーブで役割を全うしていた。
DF: カルル 6.5
相手のプレッシングを上手く逃れて前方のカンビアーゾやヴラホヴィッチにボールを接続。守備でも精力的な働きを見せ、攻守両面でチームに貢献していた。
DF: ガッティ 7.0
フィジカル勝負を仕掛けるウディネーゼの重量級 CF に仕事をさせず。その一方、セットプレーでの攻撃参加で勝ち越し点を奪取。価値のある大仕事を成し遂げた。
DF: ケリー 6.0
ザニオーロとのマッチアップで苦戦したことは否めないが、決定的な仕事を許したのはミス絡みでの同点弾を許した場面のみだった。
WB: カンビアーゾ 6.0
久しぶりの右 WB での起用だったが、攻守に上々の出来と評されるべきだろう。右サイドでの起点および発射台として良い仕事をしていた。
DMF: ロカテッリ 5.5
SNS 上で主将アピールをするのではなく、プレーで主将に値することを示さなければならない。ピッチ上のバランスを歪める原因になっていると “改めて” 示していた。
DMF: マッケニー 6.0
縦方向への速攻に対する強い意識を持つ FW 陣にスルーパスやフリーランニングで連動。広範囲をカバーし、持ち味を良い形で発揮していた。
WB: コスティッチ 6.5
左サイドで攻撃時の横幅を確保し、左足から繰り出される強烈なキックで存在感を示していた。クロスの精度をもう少し高めることでポジションは確固たるものとなるだろう。
OMF: ユルディズ 7.0
2トップとの位置関係を活かしつつ、自らも積極的にゴールを狙う姿勢でチームを牽引。相手 GK オコイェの好セーブに流れの中からの得点は阻まれ続けたが、最後に PK で貢献が報われる結果となった。
FW: ヴラホヴィッチ 7.0
直線的にゴールへ向かうスピードと決定力が良い形で発揮され続けた試合だった。このチーム戦術が快適なのだろう。結果で応えたことが何よりだ。
FW: オペンダ 6.0
他の FW 陣が圧倒していたので相対的に低評価となるのは止むを得ない。だが、スペースでボールを引き出してからのクロスが先制の PK を奪取する発端になっており、適応を待つだけの時間は与えられても良いはずだ。
【交代選手など】
FW: デイヴィッド 5.5
76分にオペンダとの交代で出場。動きに固さが残った状態で長所がアピールされたとは言い難いパフォーマンスだった。
DF: ルガーニ ー
コスティッチとの交代で88分から出場する。
DMF: コープマイネルス ー
ヴラホヴィッチとの交代で88分から投入される。
ブランビッラ暫定監督 6.5
ぶっつけ本番で状況で「縦方向への攻撃スピード」を重視し、3得点での勝点3を獲得した結果は称えられるべきだろう。改善すべき点はあるが、後任監督との交渉に時間を要することになっても耐えられる試合内容だったことにも意味がある。
ディ・ベッロ主審 6.5
宣告した PK は2本とも妥当なジャッジであり、的確なレフリングで同じ勝点で並ぶチームの対戦をナーバスな試合展開にしなかったことがプラス評価されるべきだろう。オフサイド判定など審判団としてのジャッジが良かった。