2021/22 カンピオナート・プリマベーラ第26節が行われ、ホームにミランを迎えたユベントスはキボツォ選手のゴールを皮切りに計4得点を決め、4-1 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: センコ |
DF | 2: サボナ 5: エンゾアンゴ 13: ムハレモビッチ 3: トゥリッキア |
MF | 14: ムラッツィ(→ 17' st. 19: フィウマーノ) 4: オミッチ (C) 10: ボネッティ(→ 30' st. 16: ローヒ) 7: ハサ(→ 17' st. 26: セクララツ) |
FW | 18: トゥルコ(→ 1' st. 25: エンバングラ) 17: キボツォ(→ 36' st. 28: ストリドンク) |
ボナッティ監督は 4-4-2 を選択。前節ジェノア戦からは2選手を入れ替え、右サイドのアタッキングハーフにムラッツィ選手が入り、トゥルコ選手が2トップに入る布陣で試合に臨みます。
試合は8分に左サイドから仕掛けたハサ選手のミドルシュートが枠に飛ぶ展開で始まる。13分にはハサ選手からのパスを受けたキボツォ選手が中央をドリブルで突破してシュートもこれは枠の右。
試合が動いたのは23分。ユベントスは右サイドから仕掛けたムラッツィ選手のシュートが枠を捕らえると、GK のセーブで生じたこぼれ球をキボツォ選手が押し込んで先制に成功する。
防戦一方だったミランは28分にガラ選手が左45度から決定的なシュートを放つが、GK センコ選手が横っ飛びセーブで応戦。30分にはスルーパスに反応したナスティ選手が決定機を掴むも、シュートは GK センコ選手が左足に当てて CK に逃れる。
するとユベントスは直後の31分にムラッツィ選手がサボナ選手のオーバーラップをお膳立てすると、サボナ選手のクロスにボネッティ選手がニアで合わせてユベントスのリードは2点に拡大する。
前半を2点のリードで折り返したユベントスは後半も主導権を渡さない。
51分に右サイドでスルーパスを受けたエンバングラ選手がクロスを入れると、追い付いたキボツォ選手がヒールキックでボールを残す。これを回収したトゥリッキア選手が巻いたシュートをファーサイドのネットに突き刺し、リードは3点に広がる。
一方のミランは64分にラゼティッチ選手のポストプレーからカポネ選手がゴール右下にシュートを決め、一矢報いることに成功する。
だが、ユベントスは80分に途中出場のローヒ選手がキボツォ選手とのワンツーで左サイドからクロスと送ることに成功すると、これを逆サイドから走り込んだサボナ選手が合わせて4点目。ユベントスのリードは3点に戻る。
結局、試合はこのまま 4-1 で終了。ユベントスがミランを相手に3点差を付けて快勝した。
なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。
アンドレア・ボナッティ監督:
「今日は代表戦ウィーク明けの試合を勝利でスタートするという非常に重要な目標がありました。これまでの3試合は1勝2敗で、どの試合でもパフォーマンスを欠いていたからです。
選手たちは今日の試合で素晴らしい試合をしましたし、数多くのポジティブな側面を見せてくれました。シーズン終了時までの重要な道のりを考えると、この試合と選手たちのパフォーマンスには満足しています。
改善すべき点は常に存在しますし、それらを分析しています。
私達は自分たちの知っているすべてを表現しようとしているのです。特長である知的な誠実さを活かして強調したいと思っています」
代表戦ウィークによる中断明け直後の試合で開始時から主導権を握り、その中で先制点を奪いました。30分すぎには立て続けにチャンスを作られたものの GK センコ選手の好守で窮地を脱した直後に2点目を奪って試合の流れを決定付けたことが大きかったと言えるでしょう。
カンピオナートの残り試合と勝ち残っている UEFA ユースリーグに向けた弾みとなったからです。
プリマベーラの次戦は4月5日(火)に予定されているカンピオナート第24節ベローナ戦です。日程延期となった試合でも勝利し、良い流れを継続することができるのかに注目です。