2021/22 セリエA第10節サッスオーロ戦を控え、アッレグリ監督による前日会見が行われましたので概要を紹介いたします。
マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「ラビオは回復しました。ベルナルデスキとケーンは離脱したままです。大方の選手は起用できますし、セリエA初年度の中で良い監督であることを示しているディオニージが率いる良いサッカーをするサッスオーロと対戦します。
明日は私達にとって重要な試合です。ミラノで得た勝点を無駄にしてしまうからです。選手たちは明日がプレーする試合ではなく、勝たなければならない試合であることを理解しています。
多少の変更があるかもしれませんが、ラインナップは明日の朝に決める予定です。
興味深い選手だと証明されたとしてもカイオ・ジョルジが明日の試合で先発することはありません。彼はトリノおよびインテルとのダービー戦で良いプレーをしました。知的ですし、偉大なキャリアを形成することができます。
序盤戦で落としたポイントでミスの大きなマージンを持つことが許されませんでした。ローマ戦での勝利がミラノでの試合を良い順位で迎えさせ、明日の試合で勝てれば引き分けが重要となります。
私達は間違いができる立場にはいません。上手くやらなければなりません。2戦連続でアウェイ戦でしたし、数多くの試合が待ち構えています。明日の試合は責任を持ってプレーしなければならないのです。
明日は水曜18時という奇妙な時間帯でのキックオフです。私達は6万人の観客を前にしたインテル戦から迎えることになります。ミラノでの試合より難しくなるでしょう。より多くのメンタル・エネルギーが必要となります。
コンパクトさを保ち、忍耐強くプレーし、より良いプレーをする必要があります。また、長らく決めることができていない複数得点に挑戦する必要もあります。複数得点で勝ちたいですし、簡単ではないにしても私達自身が設定できる目標だと思います。
アルトゥールはロカテッリの代役ができる選手ですが彼らは両立することもできます。MF は明日の朝に決めます。
攻撃陣は問題ではありません。私達は状態が上がっているディバラを有しています。
昨シーズン、モラタはすべてのコンペティションで21得点を決めました。キエーザは14得点だったと思いますが、ディバラはあまり出場できませんでした。それだけに彼のゴールは重要となるでしょう。
また、MF 陣の得点を私達は必要としています。攻守両面で仕事に取り組んでいますが、これは日常的なものです。
守備は修復したのではなく、改善したと言いましょう。ディバラがゴールに飢えた血を持っているは普通のことですが、ケーンとロカテッリはそれぞれ2得点を決めています。これはチームの特徴でしょう。30得点を決めた選手はもういないのですから。
明日はディバラとキエーザがプレーします。ペリンはシュチェスニーに代わって出場です。デ・リフトもプレーします。
クルゼフスキはミラノで60分に渡って良いプレーをしました。彼はこの種のプレーをしなければならなかったのです。中盤でボールを持ち、良い機会を創出していました。心身両面において成長があります。
キエーザ?ベンタンクールはベンチに値しなくてもベンチスタートでした。キエーザをベンチに置くデメリットはありましたが、戦術的な理由でベンチスタートとなりました。いずれにしても彼は上手くピッチに入っています。
新型コロナの影響で3日おきに試合が組まれているのです。選手たちはマシーンではありません。休息を得る必要があります。私がチームを上手く管理できれば、私達は上に行けると考えています。
キエーザ、モラタ、ディバラの同時出場?可能だと思います」