ユベントスは公式サイト上で10月の国際Aマッチデー期間中に各国代表から招集されなかった選手たちが調整を開始したと発表いたしました。人数が少ないため、フィジカル調整がメニューとなっています。
トリノ・ダービー後に3日間のオフを取得したユベントスは現地6日(水)から調整を開始。各国代表からの招集が見送られた選手たちがコンティナッサの練習場で汗を流しました。
メニューとしてはポゼッションやフィニッシュの練習が中心ですから、個人トレーニングの延長戦に留まっています。守備やセットプレーでの精度向上を目指すためのトレーニングは来週以降に本格化することになるでしょう。
注目点となるのは「10月の代表戦明け直後にチャンスを得る居残り組の選手がいるか」です。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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国際Aマッチデー (10月4日〜13日) | |||
Serie A | 08 | 10月17日 | ユーヴェ 対 ローマ |
UEFA CL | 03 | 10月20日 | ゼニト 対 ユーヴェ |
Serie A | 09 | 10月24日 | インテル 対 ユーヴェ |
Serie A | 10 | 10月27日 | ユーヴェ 対 サッスオーロ |
Serie A | 11 | 10月30日 | ベローナ 対 ユーヴェ |
UEFA CL | 04 | 11月2日 | ユーヴェ 対 ゼニト |
Serie A | 12 | 11月6日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
国際Aマッチデー (11月8日〜17日) |
10月の代表戦ウィーク明けは厄介な相手との対戦が続くため、主力選手に連戦で先発フル出場を求めるのは非現実的です。そのため、出場機会の少ない選手や負傷離脱中でだった選手がチャンスを掴めるかが注目点です。
特に、左 SB として “出ずっぱり” のA・サンドロ選手を休ませられる選手の有無です。
A・サンドロ選手が先発を外れたのは「(9月の代表戦明け直後の)第3節ナポリ戦」と「第5節スペツィア戦」の2試合だけ。それ以外の公式戦7試合は先発フル出場が続いているからです。
ナポリ戦では(試合には敗れたとは言え)先発したペッレグリーニ選手が悪くないプレーを披露していました。足を釣ったことで交代を強いられましたが、再びチャンスが与えられるに値するパフォーマンスだったと言えるでしょう。
アッレグリ監督が中断期間をどのように活用するのかに注目です。