ユベントスは公式サイト上で MF ハンス・ニコルッシ・カヴィリャ選手がオーストリアで左ひざ半月板の切除手術を受け、無事に完了したと発表いたしました。なお、現時点で復帰時期に対する言及はありません。
ニコルッシ選手は2000年6月生まれの21歳。ユベントス下部組織出身の MF で 2020/21 シーズンはパルマに期限付き移籍をしていました。
ただ、昨年12月の練習中に左ひざ前十字靭帯を断裂。そのため、出場機会はコッパ・イタリアの2試合170分で2アシストの成績に留まっています。
今季はユベントスのプレシーズンに参加していたのですが、現地8月17日(火)にオーストリア・インスブルックでフィンク教授が執刀する左ひざ半月板の切除手術を受けたとのこと。手術は成功に終わったと言及されています。
「ひざに痛みを覚えている」のであれば、原因となっている箇所を外科的な手術で取り除くことは一般的です。切除した程度によって回復期間の目安が変わってくるため、離脱期間の予測が立てにくい状況と言えるでしょう。
そのため、今季前半戦はユベントスに残ってリハビリとコンディション調整に重きを置くことになると思われます。
ニコルッシ選手は「生え抜き」で既に『クラブ内育成選手』の条件を満たしています。セリエAやチャンピオンズリーグの登録枠を必要としませんし、年齢的にもBチーム(= U-23)でのプレーで調整することも可能です。
したがって、2022年1月の移籍市場で「シーズン後半戦にセリエAでのプレー機会を与えてくれるクラブを見つけること」が目標となるでしょう。まずは順調な回復を見せてくれることに期待です。