ユベントスのパラティーチ CFO がフィオレンティーナ戦の試合前に『スカイ・イタリア』からの取材に応じていましたので概要を紹介いたします。
ファビオ・パラティーチ CFO:
「チャンピオンズリーグ出場権があれば、ピルロはおそらく留まるでしょう。
しかし、正直に言って私達はトップ4でフィニッシュできない可能性のことは考えていません。私達はチームと監督に大きな信頼を寄せているからです。
私達は非常に冷静です。最大限の明快さを持って行動したと確信しているからです。
アニェッリ会長とは毎日見聞きしていますし、彼も非常に温厚で将来の計画を立てています。私は個人としても良く分かっていますし、会長がサッカー全体とユベントスの良さをどれだけ気にかけているのかを知っています。
スーパーリーグ構想の発表後に生じた暴力的な反応は私達がコンペティションを考えるようになった原因と実際に行われた提案から注意を逸らしました。
それに事実ではないことも言われました。例えば、閉ざされたリーグであるやクラブがカンピオナートを去りたいという欲求を持っているなどです。
警告はなかったか?これらのトピックスとダイナミックは他の分野や状況で取り組む必要があると私は信じています」
ピルロ監督への評価は「国際Aマッチデー明け」と同じです。チャンピオンズリーグ出場権争いからはローマが脱落。一方で2位アタランタから(1試合未消化の)6位ラツィオまでが僅差の状況となっています。
トップ4を逃せば“パラティーチ CFO も”職を追われるでしょう。ただ、ピルロ監督とパラティーチ CFO はまだ運が残っていることが救いと言えるでしょう。
第33節でミランが敗れたため、勝点66で3チームが並んでいます。
- ユベントスが CL 出場権を争うライバル勢との直接対決
- アタランタ: ユベントスの1分1敗(アタランタが上)
- ナポリ: 1勝1敗(アウェイゴール差でナポリが上)
- ミラン: ユベントスの1勝
- ラツィオ: ユベントスの1勝1分
ユベントスは「4位以内」に入ることを目標としており、同じ勝点で並んだ場合はミランとラツィオよりも上と判断される点はプラスと言えるでしょう。
この点ではミランがラツィオとの直接対決を落としたことがユベントスにとっては朗報となりました。
チャンピオンズリーグ出場権の行方は第35節ユベントス対ミランの結果次第でしょう。そこで勝利を手にしたチームが最後まで駆け抜けられると考えられるからです。ピルロ監督がギリギリの戦いで結果を残すことができるのかに注目です。