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プリマベーラ: ダ・グラサの決勝ゴールでミランを 0-1 で下す

 2020/21 カンピオナート・プリマベーラ第18節が行われ、アウェイでミランと対戦したユベントスはダ・グラサ選手の先制点を守り切り、0-1 で勝利しました。

画像:ゴールを決めたダ・グラサを祝福する選手たち

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2020/21 プリマベーラ第18節 ミラン戦)
  選手名
GK 1: ガロファニ
DF 2: ムラッツィ
5: デ・ウィンター
6: リッチオ (C)
3: エンテンダ
MF 4: バッレネチェア(→ 35' st. 14: オミッチ)
8: ミレッティ(→ 44' st. 18: チェッリ)
10: スーレ(→ 44' st. 19: ボネッティ)
7: セクロフ
11: イリング(→ 16' st. 15: トゥリッキア)
FW 9: ダ・グラサ

 ボナッティ監督は 4-2-3-1 を選択。アタランタ戦からは5選手を入れ替え、最前線の CF はダ・グラサ選手に託す布陣で試合に臨みます。

 

 試合は立ち上がりに動く。4分にユベントスはスーレ選手が中盤から送ったスルーパスに反応したダ・グラサ選手がワンタッチで流し込み、序盤に1点を先制する。

 ユベントスは8分にイリング選手がボール奪取に成功すると左サイドの深い位置から折り返し、これを走り込んだスーレ選手がシュート。上手くミートしなかったが、ボールの飛んだ先にいたダ・グラサ選手が足を伸ばすも押し込めず追加点の機会を逸してしまう。

 対するミランは29分にペナルティーエリア内でパスを呼び込んだエル・ヒラリ選手がキープから左足での反転シュートを放つも、これは GK ガロファニ選手の正面を突く。

 ミランは43分にリッチオ選手からボールを奪ったロバック選手が GK との 1対1 を迎えるも、シュートはガロファニ選手が身体に当ててブロック。前半は終了間際のピンチを上手く脱したユベントスが1点リードで折り返すことになる。

 後半は55分にミレッティ選手の強烈なミドルシュートが枠を捕らえるが、ミランの GK ユンダル選手が好セーブ。こぼれ球に詰めたダ・グラサ選手よりも先にミラン守備陣が CK にクリアに逃れる。

 このプレーで得た左 CK からユベントスはスーレ選手が左足で狙うも上手くミートせず。しかし、これがデ・ウィンター選手へのパスとなったことで思わぬ好機を得たが、シュートは GK ユンダル選手が右足でブロック。

 一矢報いたいミランは64分に左サイドのケルケス選手からのクロスにナスティ選手が頭で合わせたが、シュートは枠のわずかに左。1点が遠い状況が続く。

 ユベントスは70分にダ・グラサ選手がドッピエッタのチャンスを手にしたが、 GK ユンダル選手とポストに阻まれてノーゴール。対するミランも80分にエンテンダ選手のクリアがエングベッソ選手に当たってことでボールがゴールに向かうも、GK ガロファニ選手の好守でゴールとはならず。

 結局、試合はこのまま 0-1 で終了。立ち上がりの1点を守り切ったユベントスが勝点3を獲得した。

 

 なお、ボナッティ監督は試合後に次のようにコメントしています。

アンドレア・ボナッティ監督:
「選手たちを祝福したいと思います。彼らは強いチームを相手に素晴らしい試合をしたからです。長い中断後に正しい集中力を取り戻すことは簡単ではないかもしれません。しかし、試合を通して偉大な明確さを示しました。

 私達は最初からこのようなプレーをすることを得意をしており、かなりの数の決定機を作り出しました。

 また、最後の20分にチームが示した自己犠牲の精神についても非常に満足しています。フィジカル的なエネルギー切れが生じた時に私達は素晴らしいコンパクトさを示したからです」

 

 




 

 最初の決定機で先制に成功し、その後も追加点の機会を作り出せていたのですから結果と内容が伴った試合と言えるでしょう。欲を言えば、ダ・グラサ選手にはドッピエッタを達成して欲しかったことは事実です。

 しかし、GK ガロファニ選手が “当たっていた” こともあり、クリーンシートで勝点3を持ち帰れたことは大きな自信となるはずです。

 プリマベーラの次戦は4月17日(土)に予定されているカンピオナート第19節アスコリ戦です。今節での内容の良さを次節でも継続することができるのかに注目です。