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【招集メンバー】 2020/21 セリエA第19節 ユベントス対ボローニャ

 ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第19節ボローニャ戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。

画像:ボローニャ戦に向けて調整する選手たち

 招集された選手一覧は下表のとおりです。

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表1:招集メンバー(2020/21 セリエA第19節 ボローニャ戦)
  選手名
GK 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン
DF 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、28: デミラル、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ
MF 5: アルトゥール、8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ
FW 7: ロナウド、9: モラタ

 コロナ陰性となり隔離措置が解除されたデ・リフト選手が招集メンバーに復帰。Bチームから加わっていたラノッキア選手が外れた他はスーペルコッパのナポリ戦と同じメンバーでボローニャ戦に臨むことになっています。

 

【先発予想: 4-4-2】
  GK: シュチェスニー
  DF: クアドラード、ボヌッチ、キエッリーニ(デミラル)、ダニーロ
  MF: マッケニー、アルトゥール、ラビオ、ベルナルデスキ
  FW: モラタ、ロナウド

 ピルロ監督は 4-4-2 を選択することでしょう。スーペルコッパのナポリ戦で先発した選手の多くがスタメンに名を連ねることになると予想されます。

 

 対するボローニャのミハイロビッチ監督は 4-2-3-1 を選択することが有力です。パラシオ選手が1トップで起点を作り、オルソリーニ選手らが2列目から飛び出すことで決定機を作る形が基本となるはずです。

 ユベントスの守備陣は「1トップ」と「オルソリーニ選手」の2人を封じることでボローニャの攻撃力を大きく削ぐことができます。その上でポゼッション時にバロウ選手などスピード自慢の選手へのケアを怠らなければ、手堅い試合運びが可能になるでしょう。

 一方でユベントスの攻撃陣は「『ビルドアップ』と『崩し』で継続性を示せるか」に集約されます。

 ボローニャ側から見れば、「DF の背後にスペースがある状態での 1対1 のデュエルでは分が悪い」のは明らかであり、そのような局面に陥ることは極力避ける守り方が基本になるでしょう。そのため、ユベントス(の攻撃陣)はそうした状況を数多く作り出して決定機を手にしたいところです。

 現状は相手の守備ブロックを崩せる能力を持ったディバラ選手が戦線離脱中ですから、この役割を担う選手が機能するかが勝敗の分かれ目となるでしょう。

 

 今節は23日(土)の試合で首位ミランと2位インテルが勝点を取りこぼしているため、ユベントスは勝点差を縮めることがノルマになります。ランチタイム・キックオフの試合にピルロ監督がどのような準備をして臨むのかに注目です。