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【移籍のウワサ】 ドラグシンはロカテッリとの交換トレードに前向き?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがロカテッリ選手を獲得する際に交換トレードで組み込もうとしているドラグシン選手は移籍に前向きとのことです。クラブ間の保有権交渉次第と言えるでしょう。

画像:サッスオーロ移籍の噂が具体化しているドラグシン
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 ドラグシン選手は2002年3月生まれの19歳。ユベントスとの現行契約は今季終了まででしたが、今シーズン中に2025年までの新契約を締結した若手超有望株の CB です。

 「今夏で契約満了となって新天地を求めるのでは?」との噂が盛んに流れた理由は「ユベントスが選手に一定の出場機会を与えられるかが不透明な状況にあったから」です。

 そのため、安定した出場機会が見込めるサッスオーロ移籍に選手が難色を示す可能性は低いでしょう。

 

 ちなみにドラグシン選手にとってサッスオーロが魅力的な理由として以下の要素を挙げることができます。

  • ドラグシン選手にはセリエAで通用するフィジカルなどの能力あり
  • サッスオーロはセリエA上位勢
  • 若手有望株の抜擢に躊躇がなく、抜擢された選手は飛躍して応えている
  • マルロン選手が退団したため、CB のポジションに空きがある

 (セリエAでの)出場機会を欲するドラグシン選手にとってサッスオーロは理想的です。期限付き移籍ではなく、完全移籍で加入となればチャンスも多く巡ってくるものと考えられます。

 一方でユベントスとしては「ドラグシン選手の保有権」を完全には手放したくないところです。

 『買い戻しオプション』、『選手売却時の移籍金に対するパーセンテージ』、『獲得オファーと同額提示で優先獲得』など “転売を防ぐ術” は多数存在します。したがって、どの条件でサッスオーロと折り合いが付くかがポイントと言えるでしょう。

 

 最近のセリエAではクンブラ選手が20歳前後を迎えるシーズンにベローナで大きく飛躍しました。ドラグシン選手が同様の成長曲線を描く舞台をサッスオーロで迎えることになるのかに注目です。