レガ・セリエAは公式サイト上でイタリア国内向け放映権を DAZN が獲得したと発表いたしました。期間は「2021/22 シーズンからの3シーズン」で「金額は年間8億4000万ユーロ」となっています。
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セリエAのイタリア国内向け放映権は 2020/21 シーズンまでは『スカイ・イタリア』が主に保持し、DAZN が毎節3試合ほどを配信する形態です。
これが 2021/22 シーズンから 2023/24 シーズンまでの3シーズンは DAZN が全試合の放映権を年間8億4000万ユーロで獲得したとのこと。なお、毎節3試合を DAZN と共同放送する権利を年7000万ユーロで(スカイなどと)交渉中となっています。
そのため、イタリア国内から得られる放映権料は発表値よりも増える余地が残されている状況にあります。
ただ、以前は「年間で約9億7000万ユーロ」の放映権料を得ていましたから、新しい放映権料は「(交渉がまとまったとしても)約5000万ユーロの減少」となります。
ユベントスの収入に換算すると「1試合分の入場料収入」が喪失することになるため、放映権料以外の収入源を確保することが重要になるでしょう。“バブル” が崩壊しつつある状況でユベントスがどのような経営戦略を実行するのかに注目です。