UEFA は公式サイト上で 2020/21 UEFA ユースリーグの開催をキャンセルしたと発表いたしました。3月からトーナメント方式での開催が予定されていましたが、渡航に問題が生じていることから断念する形となっています。
ユースリーグはチャンピオンズリーグと並行して開催され、ユベントスはプリマベーラ(= U-19)が参戦しています。
ただ、今季はヨーロッパで新型コロナの感染が拡大しているため、グループリーグの開催がキャンセル。3月以降に「トーナメント形式による集中開催」で実施される大会形式に変更がされていました。
1月末にはベスト64の組み合わせ抽選が行われ、ユベントスはドルトムントとの対戦が決定。試合日と試合会場の正式決定を待っていた状況でした。
しかし、欧州ではイギリスで発見された変異株の影響でイギリスとの往来を中心に制限が設けられ、プロ契約が未契約の選手が多数いる育成年代は移動そのものが困難な状況に置かれてしました。
そのため、UEFA は「今季ユースリーグの中止」を決断する運びとなりました。トーナメント制で大会を開催しても優勝チームは7試合を消化する必要がありますし、日程的にも開催は難しいと言わざるを得ないでしょう。
ユースリーグは残念ながらキャンセルとなってしまいましたが、それでもプリマベーラの日程は過密なままです。
大会名 | 節 | 日時 | 対戦カード |
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リーグ戦 | 11 | 2月20日 | インテル 対 ユーヴェ |
リーグ戦 | 12 | 2月27日 | ユーヴェ 対 フィオレンティーナ |
リーグ戦 | 13 | 3月6日 | SPAL 対 ユーヴェ |
リーグ戦 | 14 | 3月10日 | ユーヴェ 対 トリノ |
リーグ戦 | 15 | 3月13日 | カリアリ 対 ユーヴェ |
カップ戦 | QF | 3月17日 | フィオレンティーナ 対 ユーヴェ |
リーグ戦 | 16 | 3月20日 | ユーヴェ 対 アタランタ |
国際Aマッチデー (3月22日〜30日) |
ユベントスはトップチームにコンディション不良者が出ており、Bチーム(= U-23)から選手を “補充” することになるでしょう。
それにより、Bチームはプリマベーラから選手を充填するのですから、飛び級による成長の機会は確保されているはずです。
日程が流動的でコンディション調整が難しいシーズンでプリマベーラの選手たちが成長曲線を維持することができるのかに注目です。