ユベントスは公式サイト上で 2020/21 UEFA チャンピオンズリーグ・ラウンド16のポルト戦（ファーストレグ）に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
| DF | 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: Ａ・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、28: デミラル、36: ディ・パルド、38: フラボッタ |
| MF | 8 ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ |
| FW | 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ |
ピルロ監督が前日会見で言及していたように負傷離脱中のアルトゥール選手とクアドラード選手が招集メンバー外。コンディションに問題があると言及されたボヌッチ選手らは帯同する形になっています。
【先発予想： 4-4-2】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、キエッリーニ、Ａ・サンドロ
MF: キエーザ、ベンタンクール、ラビオ、マッケニー（クルゼフスキ）
FW: モラタ、ロナウド
ピルロ監督は 4-4-2 を選択することが有力です。敗れたとは言え、ナポリ戦の内容を評価していますので先発メンバーはナポリ戦と基本的に同じになると予想されます。
離脱者が出ているため、起用できる選手も限られているので選択肢は限られていると言えるでしょう。
対するポルトのコンセイソン監督も 4-4-2 が予想されます。マレガ選手とタレミ選手の2トップが攻撃を牽引し、割り切った戦い方をしてくると思われます。
今季のグループＣを4勝1分1敗の勝点13で2位通過したポルトですが、失点したのは開幕節のマンチェスター・シティ戦だけ。2節以降は全戦クリーンシートで4勝1分と抜群の安定感を見せています。したがって、その戦い方を踏襲することでしょう。
決定機に顔を出すのは「ポルトの2トップ」と「中盤 MF のセルジオ・オリベイラ選手」です。そのため、ポルトがボールを持った際は彼らを見失わないことがユベントス守備陣の課題となるはずです。
一方、ユベントスの攻撃陣は「ポルトの守備ブロックをどう崩すか」に尽きます。
ナポリ戦では「最終ラインが自陣の深い位置からパスを繋いで脱出はできた」ものの、「ゴール前を固める相手の守備ブロックは崩せず」に終わりました。ポルトはアウェイゴールを許さなければセカンドレグに期待が持てるため、その目論見を外せるかが鍵と言えるでしょう。
試合全体で見れば、ユベントスがポゼッションをする時間が長くなるでしょう。ただ、ユベントスのリズムを狂わせるために開始直後のハイプレスなど陽動作戦が仕掛けられることも念頭に置いておく必要があります。
正攻法での勝負で十分に上回ることが可能な相手に対し、ピルロ監督がどのような準備をして結果を持ち帰るためのアプローチをするのかに注目です。
