ユベントスは公式サイト上で 2020/21 セリエA第24節ベローナ戦に向けた招集メンバー23選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、28: デミラル、36: ディ・パルド、37: ドラグシン、38: フラボッタ、カペッリーニ |
MF | 8: ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、41: ファジョーリ、44: クルゼフスキ、51: ペーテルス |
FW | 7: ロナウド、50: ラフィア、A・マルケス、アケ |
負傷離脱中の選手は招集できず、Bチームから選手を複数招集する厳しい台所事情となっています。
【先発予想: 3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: デミラル、デ・リフト、A・サンドロ(ドラグシン)
WB: キエーザ、ベルナルデスキ(A・サンドロ)
MF: ベンタンクール、ラビオ、マッケニー
FW: クルゼフスキ、ロナウド
ピルロ監督は 3-5-2 を選択することになるでしょう。ベローナの予想布陣を考えると、4-4-2 の守備ブロックを敷く時間帯よりも3バックの方が長くなると考えられるからです。
「ドラグシン選手とベルナルデスキ選手のどちらが信頼されているか」で DF 陣の並びが変わって来るため、このポジションだけが流動的と言えるでしょう。
対するベローナのユリッチ監督は 3-4-2-1 が予想されます。攻撃はラザーニャ選手を1トップに2列目でバラク選手やザッカーニ選手がサポートする形が基本となっています。
WB は両サイドで攻撃時に幅をもたらし、相手の守備ブロックを広げて中央にできたスペースを活用してきます。そのため、ユベントスは「中央を締めて守備を固める時の見極め」と共に「相手のポイントゲッターを見失わないこと」が要求されるでしょう。
一方、ユベントスの攻撃陣は「先手を取れるか」がすべてです。
FW 陣は先発が予想される選手以外はBチームの選手であり、選手交代による攻撃力アップは期待できません。つまり、ベローナの守備ブロックに手を焼く展開になると勝点を落とす確率が高くなってしまうのです。
したがって、フィジカルバトルと高さに強みを持つベローナの最終ラインを相手にスピードとコンビネーションで優位な状況をどれだけ作れるかが鍵になるでしょう。
首位インテルを追走するためにはアウェイでのベローナ戦であっても勝点3が必要な状況です。起用できる選手が限られる状況でピルロ監督がどのような采配を見せるのかに注目です。