ユベントスは公式サイト上で 2020/21 UEFA チャンピオンズリーグ・グループステージの登録メンバー23選手を発表いたしました。ケディラ選手が登録外となっています。
発表された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、28: デミラル、38: フラボッタ |
MF | 5: アルトゥール、8 ラムジー、14: マッケニー、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、39: ポルタノーバ *、44: クルゼフスキ |
FW | 7: ロナウド、9: モラタ、10: ディバラ、22: キエーザ |
ユベントスはトップチームに22選手が在籍しているのですが、その中からケディラ選手が登録外。
Bチーム(= U-23)からフラボッタ選手とポルタノーバ選手の2人がメンバー登録されています。フラボッタ選手は登録形式はフラボッタ選手が「トップチーム(≒ Aリスト)」、ポルタノーバ選手はおそらく「Bリスト」の扱いだと思われます。
補足説明をしますと、フラボッタ選手は「1999年6月生まれの21歳」ですから、『Bリスト』の登録条件の1つである年齢制限は満たしています。(今季は1999年1月1日以降が条件になるため)
しかし、“もう1つ” の条件である「継続して2年間の所属歴がある」を満たしていません。これはフラボッタ選手が2019年夏に加入したため、今季は「所属2年目」の位置付けだからです。
したがって、フラボッタ選手をチャンピオンズリーグで起用するなら、ユベントスは『年齢制限のないAリスト』にフラボッタ選手を入れる必要があります。だから、トップチームで構想外の扱いとなっているケディラ選手を外し、フラボッタ選手を登録したのです。
一方でポルタノーバ選手は「2017年夏に加入した2000年生まれの MF」ですから、2019/20 シーズン終了時点で「3年間の在籍歴」があり、『ユベントスのクラブ内育成選手』となっています。そのため、登録規約に阻まれることはありません。
所属選手の顔ぶれが決まりましたし、ピルロ監督が選手たちをどのように起用して過密日程を乗り越えようとするのかに注目です。