イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第3節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対ナポリ戦の主審はダニエレ・ドベリ(Daniele Doveri)氏です。
ラツィオ州ローマ出身のドベリ氏は1977年12月生まれの42歳。昨シーズンのセリエAでは18試合で主審を担当し、今季は初の主審を務めることになります。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2018/09/01 | 2018/19 第3節 |
パルマ v ユベントス [1 - 2] |
2019/04/13 | 2018/19 第32節 |
SPAL v ユベントス [2 - 1] |
2019/11/02 | 2019/20 第11節 |
トリノ v ユベントス [0 - 1] |
日時 | Coppa | 対戦カード |
2020/06/17 | 2019/20 決勝 |
ナポリ v ユベントス [PK: 4 - 2] |
ドベリ氏がリーグ戦で主審を担当した直近3試合でのユベントスは2勝1敗。
敗れた SPAL 戦はチャンピオンズリーグ準々決勝アヤックス戦の間だったため、大量のターンオーバーが行われています。敗けが前提でしたから、問題視する必要はないと言えるはずです。
ちなみに、ドベリ氏がユベントス対ナポリ戦で主審を務めたのは過去に1度だけ。昨シーズンのコッパ・イタリア決勝で試合はナポリが PK 戦の末に勝利を手にしています。
ただ、ナポリは昨季のセリエAでドベリ氏が主審を務めた4試合は1勝1分2敗でした。インテルやアタランタなど強豪との直接対決で敗れており、そのジンクスが気になるところでしょう。
なお、ドベリ氏とともに試合を担当する副審はフィリッポ・メリ(Filippo Meli)氏とダニエレ・ビンドーニ(Daniele Bindoni)氏。第4審判はジャンパオロ・カルバレーゼ(Gianpaolo Calvarese)氏。
VAR はルイジ・ナスカ(Luigi Nasca)氏、副 VAR はセルジオ・ランゲッティ(Sergio Ranghetti)氏が担当すると発表されています。
ナスカ氏はプロフェッショナル VAR として活動しており、VAR を務めるのは今季3試合目です。第2節ローマ対ユベントス戦でも VAR を務めています。そのため、判定に対してナーバスになる必要はないと言えるでしょう。
ピルロ監督のユベントスは前節ローマ戦で改善点が散見されました。チームとして完成度がローマ以上のナポリを相手にどのようなプレーを見せることができるのかに注目です。