イタリア審判協会は公式サイト上で 2020/21 セリエA第1節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対サッスオーロ戦の主審はマルコ・ピッチニーニ(Marco Piccinini)氏です。
エミリア=ロマーニャ州フォルリ出身のピッチニーニ氏は1983年9月生まれの36歳。昨季はセリエAで主審を16試合、VAR を5試合で担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2019/01/21 | 2018/19 第20節 |
ユベントス v キエーボ [3 - 0] |
2019/09/28 | 2019/20 第6節 |
ユベントス v SPAL [2 - 0] |
2020/06/26 | 2019/20 第28節 |
ユベントス v レッチェ [4 - 0] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2020/01/26 | 2019/20 第21節 |
サンプドリア v サッスオーロ [0 - 0] |
ピッチニーニ氏がユベントス戦で主審を担当するのはキャリア4試合目。これまでの3試合はホームのユベントスがクリーンシートで勝利しており、相性の良い審判員だと言えるでしょう。
一方のサンプドリアは昨季第21節サッスオーロ戦の1度のみ。この時はゴールレス・ドローの 0-0 で試合は終了しています。
なお、ピッチニーニ氏とともに試合を担当する副審はマッテオ・パッセリ(Matteo Passeri)氏とドメニコ・ロッカ(Domenico Rocca)氏。第4審判はフェデリコ・ディオニージ(Federico Dionisi)氏。
VAR はジャンパオロ・カルバレーゼ(Gianpaolo Calvarese)氏、副 VAR はアレッサンドロ・ロ・シセロ(Alessandro lo Cicero)氏が担当すると発表されています。
カルバレーゼ氏は昨季セリエAの17試合で VAR を担当。第22節ユベントス対フィオレンティーナ戦でベンタンクール選手のダイブに PK を与えた怪しい判定には関与したものの、シーズン全体では安定していた審判員でした。
したがって、審判団に対してそれほどナーバスになる必要はないと言えるでしょう。
ユベントスの場合は「ピルロ新監督による船出の試合」ですから、審判団の判定よりも自分たちが志向するサッカーをピッチ上で表現できるかに比重が置かれることになります。公式戦の初戦でどのようなプレーを見せてくれるのかに注目です。