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【移籍のウワサ】 ユベントスとミランが若手有望株とのトレードでブレッシアのトナーリを巡る争奪戦を展開?

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスとミランがブレッシアのトナーリ選手を巡る争奪戦を展開しているとのことです。両チームともに「若手有望株とのトレード」を第一に考えており、移籍金の高騰に歯止めがかかる兆候が出ています。

画像:注目銘柄となっているトナーリ
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 ユベントスは「中盤 MF に『クラブ内育成選手』と『イタリア人(≒ 協会内育成選手)』が不在」という状況です。

表:ユベントスの登録選手(2019/20 シーズン)
MF(6選手)
5: ピアニッチ 6: ケディラ 8: ラムジー
14: マテュイディ 23: エムレ・ジャン 25: ラビオ
30: ベンタンクール    

 また、登録された MF で3選手(= ピアニッチ、ケディラ、マテュイディ)が30歳を超えており、「若返り」の必要性が年々高まっていると言えるでしょう。

 そのため、「イタリア人」で「2000年5月生まれ(の19歳)」のトナーリ選手に白羽の矢が立っているのです。ただ、トナーリ選手は将来性が期待されるため、獲得には多額の移籍金が必要となります。

 それを捻出するためにはトレードが現実的ですから、そうした噂が出ることになっているのでしょう。

 

 ランゲニク氏の招聘が見込まれているミランはプリッツァーリ選手(GK, セリエBのリボルノに期限付き移籍中)とガッビア選手(CB)の若手有望株2選手を打診していると報じられています。

 両選手ともに「セリエBで研鑽させたい」という立場であり、トナーリ選手が所属するブレッシアはセリエBへの降格が既定路線です。そのため、オファーを受け入れる可能性は現実的に存在するでしょう。

 一方のユベントスは「ニコルッシ選手(セリエBのペルージャに貸し出し中)を活用するのではないか」と見られています。しかし、ミランの2選手を上回る市場価値はないため、獲得には移籍金による補填額を大きくすることが求められるでしょう。

 

 財務上の制限が厳しくなりつつある状況下でユベントスのフロント陣がどのように立ち振る舞うのかに注目です。