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プリマベーラ: ユースリーグのレアル・マドリード戦は UEFA からの指示で延期となる

 ユベントスは公式ツイッター上で 2019/20 UEFA ユースリーグ・ラウンド16のレアル・マドリード戦が新型コロナウイルスのため延期になったと発表いたしました。なお、代替日についての発表はありません。

画像:UEFA
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 ユベントスは現地3月11日(水)の16時からイタリア・トリノで 2019/20 UEFA ユースリーグ・ラウンド16のレアル・マドリード戦をプレーする予定でしたが、これが UEFA から延期が通告されました。

 理由は「スペイン政府がイタリアとの全航空便を止めたことに配慮する」とのものです。これはイタリア政府が新型コロナウイルスの感染拡大を理由に全土を対象に移動制限を設けたため、スペイン政府が「イタリアとの直行便の運航停止」を決定。

 そのため、レアル・マドリードの移動手段が失われる結果となりました。そのため、UEFA の決定は「止むを得ない」と言えるでしょう。

 

 ちなみに、ラウンド16に駒を進めたイタリア勢3チームの結果は3者3様です。

  1. インテル対スタッド・レンヌ
    • ホームのインテルが10日の試合を拒否
    • レンヌの不戦勝扱い
      → インテルは規律委員会での審議待ち
  2. アタランタ対リヨン
    • ベルガモで3月11日に開催
    • PK 戦の末、リヨンが勝ち上がり
  3. ユベントス対レアル・マドリード
    • UEFA から延期の指示
    • 来週に準々決勝が組まれており、代替日などは不明

 ただ、今季のユースリーグはここで「打ち切り」となるでしょう。スペインではイタリアの同様のペースで新型コロナウイルスの感染者および死者が発生しています。

 また、UEFA ユースリーグの準決勝以降はスイス・ニヨンで行われるのですが、スイス国内の新型コロナ患者数はイタリアやスペインと同じペース(= 割合)で増加しています。バーゼル対フランクフルト戦は「延期」となっていますから、試合が開催される可能性は低いと思われます。

 

 まずは事態収束の兆しがヨーロッパで見ることができるのかが注目点です。