ユベントスは公式サイト上で 2019/20 UEFA チャンピオンズリーグ・ラウンド16のリヨン戦(ファーストレグ)に向けた招集メンバー22選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: デ・リフト、12: アレックス・サンドロ、13: ダニーロ、19: ボヌッチ、24: ルガーニ |
MF | 5: ピアニッチ、6: ケディラ、8 ラムジー、14: マテュイディ、25: ラビオ、30: ベンタンクール |
FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、11: ドウグラス・コスタ、16: クアドラード、21: イグアイン、33: ベルナルデスキ |
全体練習へは未合流だったケディラ選手とD・コスタ選手も招集メンバー入り。24日(月)の練習で復帰済のイグアイン選手も加え、今季の決勝ラウンド用に登録された全22選手が招集されています。
【先発予想:4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: ダニーロ、デ・リフト、ボヌッチ、A・サンドロ
MF: ベンタンクール、ピアニッチ、ラビオ(マテュイディ)
FW: クアドラード、ディバラ(イグアイン)、ロナウド
サッリ監督は 4-3-3 を継続するでしょう。監督が使いたかったシステムを変更するだけの理由が見当たらないからです。
対するリヨンを率いる元ローマのルディ・ガルシア監督は 3-4-1-2 が予想されます。攻撃はムサ・デンベレ選手とトコ・エカンビ選手の2人が中心となっており、彼らの2トップで起点を作ろうとするでしょう。
リヨンの FW 陣はエースのデパイ選手が不在ではあるものの、フィジカル面に強みを持つアフリカ系の選手が揃っています。デュエルで極端に劣勢だとカウンターの餌食になるため、ユベントス DF 陣の対人守備力と相手のビルドアップを上手く阻害できるかがポイントになります。
また、左サイドでのプレーが予想されるコルネ選手が WB なら3バック、WG なら4バックとなる可変システムを使う前提での準備も必要です。中盤にはオーアル選手やB・ギマランイス選手という “乗せると厄介な若手有望株” がいるため、中盤の攻防も重要なポイントです。
一方のユベントス攻撃陣は「スペースを消した相手守備陣を崩せるか」が注目点です。リヨンは押し込まれた際には5バックへと変わるでしょう。アーリークロスを入れる時間とスペースは得られるはずですが、高さ勝負では分が悪いため、“何らかの工夫” を施すことが得点へと直結するはずだからです。
ユベントスとリヨンの間には地力の差がありますから、アウェイ戦であったとしても勝利という結果を持ち帰ることがノルマです。敗れることがあれば、内容に関係なく解任論が強まることは止むを得ないと言えるでしょう。
サッリ監督が結果を残すことができるのかに注目です。