2019/20 UEFA ユースリーグ第6節レバークーゼン戦が行われ、ユベントスはダ・グラサ選手のゴールを皮切りに5得点をあげ、0-5 で勝利しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ガロファニ |
DF | 2: バンデイラ(→ 26' st. 14: フィウマーノ) 5: ヴラセンコ 6: リッチオ 3: アンツォリン (C)(→ 17' st. 13: サボナ) |
MF | 8: ラノッキア(→ 17' st. 15: トンギャ) 4: レオネ(→ 26' st. 17: ミレッティ) 7: デ・ウィンター 10: セクロフ |
FW | 11: セネ(→ 1' st. 18: ペトレッリ) 9: ダ・グラサ |
ザウリ監督は 4-3-1-2 を選択。首位通過を確定されているため、主力選手は基本的に温存。セネ選手とダ・グラサ選手の2トップで試合に臨みます。
試合は立ち上がりからユベントスが攻勢に出る。3分にはアンツォリン選手の CK からラノッキア選手が、直後の4分にはデ・ウィンター選手がシュートを放つなど立ち上がりから積極的にゴールを狙う。
良い形で試合に入り、主導権を握り続けたユベントスだったが、ゴールは生まれず。そのままゴールレスで前半終了かと思われた40分に均衡を破る。
40分にセネ選手のお膳立てからダ・グラサ選手がゴールを決めてユベントスが先制に成功すると、44分には CK からリッチオ選手のアシストからセネ選手が押し込んで追加点を奪取。ユベントスは前半を 0-2 と2点のリードを持って折り返す。
後半もユベントスの勢いは止まらない。49分にダ・グラサ選手が送った FK に後半の頭から途中出場していたペトレッリ選手が合わせて3点目。66分にはセクロフ選手にもゴールが生まれ、ユベントスのリードは4点に広がる。
対するレバークーゼンはフェセンメーヤー選手のシュートなどで反撃に出るものの、GK ガロファニ選手の牙城を崩すことはできず。84分にはアナパク=バカ選手に決定機が訪れたが、シュートは枠に嫌われてゴールとはならず。
逆に、92分にアジル選手がペナルティーエリア内でペトレッリ選手を倒してしまい、一発退場の上にユベントスが PK を獲得。これをダ・グラサ選手が決め、試合は 0-5 で終了。ユベントスが大勝でグループステージを締めくくることに成功した。
なお、試合後にザウリ監督は次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「私達はすでに首位を確定された状態でここに来ましたし、目標は向上し続けることでした。選手たちは非常に素晴らしい姿勢でした。攻撃的でクオリティーを持ち、素晴らしい試合をしたからです。
メンタリティーも作り出していました。私達は満足してはなりません。9回連続で有益な結果を手にすることができていますが、10回連続とするためにローマに行かなければならないからです。これが私が伝えようとしていることです。
今日の試合は順位に関係なくベストを尽くしプレーしたいという欲求を持った選手たちへの別のテストでもあったのです」
ユベントスは首位通過がレバークーゼンは敗退が決まった状況で迎える試合だったため、(出場のチャンスを得た控え選手の)モチベーションに大きな違いが出たと言えるでしょう。
その中で多くの選手にチャンスを与えつつ、クリーンシートで試合を終えたことはチームが自信を持つことができる要因になると考えられます。プリマベーラの次戦は12月15日(日)に開催予定のカンピオナート第12節ローマ戦です。
チーム全体に良い刺激が入った中で迎えるアウェイのローマ戦で勝点を持ち帰ることができるのかに注目です。