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Bチーム: ゴッツァーノに 0-1 で敗れ、リーグ戦6試合連続で未勝利となる

 延期になっていた 2019/20 セリエC第16節ゴッツァーノ戦が行われ、ユベントス・Bチーム(= U-23)はブクバ選手にゴールを許し、0-1 で敗れました。

画像:ゴッツァーノに屈したユベントス・Bチーム

 試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。

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表1:出場選手一覧(2019/20 セリエC第16節 ゴッツァーノ戦)
  選手名
GK 22: ロリア
DF 18: ディ・パルド(→ 28' st. 2: ローザ)
35: アルチビアーデ (C)
3: コッコロ
20: ベルアット
MF 6: ペーテルス(→ 20' st. 26: ファジョーリ)
15: I・トゥレ
17: ザニマッキア(→ 20' st. 27: ハン・グァンソン)
10: ベルトラーメ(→ 13' st. 19: ラフィア)
11: オリビエリ(→ 28' st. 29: フレデリクセン)
FW 9: モタ

 ペッキア監督は 4-2-3-1 を選択。先週末のカッラレーゼ戦で主力選手を温存していたこともあり、ベストメンバーを投入して勝点3を狙って試合を迎えます。

 

 試合は5分に左サイドのベルアットからのクロスをモタが狙うも相手 DF にブロックされる。直後の6分にはベルアットのクロスからオリビエリが左足シュートを放つが、シュートは枠の上へと外れる。

 ユベントスは30分にザニマッキア、41分に左サイドのクロスの折り返しから最後はベルトラーメがシュートを放つも枠を捉えずにチャンスを逸し続けてしまう。

 すると43分にゴッツァーノはロッレが左サイドを突破してクロスを入れると、中央に走り込んだブクバが合わせて先制に成功する。

 1点のビハインドを背負って後半を迎えたユベントスは52分にザニマッキアが蹴った右 CK から最後はオリビエリが押し込む。しかし、オリビエリの位置がオフサイドでゴールは認められない。

 61分にはディ・パルドのクロスがトルディーニに当たって軌道が変わり、ゴール前に詰めていたオリビエリは押し込み切れず。

 ユベントスは82分に右サイドの突破からモタがシュートを放つも、ゴッツァーノ守備陣が身体を張ってストップ。混戦から意表を突こうとしたヒールシュートも相手 GK クレスピの正面に飛び、ゴールをこじ開けることができない。

 結局、試合はこのまま 0-1 で終了。ユベントスは前半終了間際に許した1点が最後まで重くのしかかり、リーグ戦は6試合連続で勝利から見放されることとなった。

 

 なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。

ファビオ・ペッキア監督:
「気づきと強さには限度がありますし、怒りもあります。ですが、私達は困難を分析する必要があります。今日の前半30分は非常に質の高いプレッシングをかけ、相手をプレッシャー下に置き、私達がボールを手にしていました。

 この敗戦は私達に気づきを与えなければなりません。パフォーマンスは正しい道にあります。

 ファジョーリのパフォーマンスには満足しています。他の選手は仕事を続けなければなりません。多くの仕事をしている間、私達は相手のことを上手く気づきませんでした。ビルドアップについては満足しています。

 困難な時期に直面しているチームもありますが、私は自分のチームのことを考えます。技術的な観点からは今日の試合で言うことは何もありません。明日からはオルビア戦のことを考えます」

 

 昨季は8節から13節まで泥沼の6連敗を喫しましたが、今季も直近の6試合(13節から18節)は3分3敗と同様にブレーキがかかってしまいました。

 今節のゴッツァーノ戦は「ユベントスが作り出した決定機を活かし切れず、相手に許した数少ない決定機で失点を許して逃げ切られる」という内容でした。このような内容と結果が伴わない試合は長いシーズンでは何度か発生してしまいます。

 そのため、発生確率をどれだけ低くする “引き出し” をチームが持っているかが重要になります。昨季よりも選手層は豊かになっていますし、トップチームのサッリ監督は若手選手の抜擢に積極的な指揮官ではありません。

 したがって、ペッキア監督がBチームに所属する選手たちをどれだけ活かせるかがポイントと言えるでしょう。

 

 Bチームの次戦は12月15日(日)に開催予定のセリエC第19節オルビア戦です。サルディーニャ島でのアウェイ戦となりますが、リーグ戦で久しぶりの勝利を手にするためにどのような戦いをするのかに注目です。