2021/22 セリエＣ第12節が行われ、アウェイでズートチロルと対戦したユベントス・Ｂチーム（= U-23）は 2-0 で敗れました。
出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
| 選手名 | |
|---|---|
| GK | 12: ガロファニ |
| DF | 2: レオ 4: リッチオ（→ 31' st. 3: ストラマッチョーニ） 13: ポーリ (C)（→ 34' st. 14: コンパニョン） 6: アンツォリン |
| MF | 16: セルサンティ 8: レオネ（→ 1' st. 31: ペコリーノ） 21: ミレッティ |
| FW | 23: アケ 7: セクロフ（→ 1' st. 27: クドリッジ） 10: スーレ（→ 16' st. 9: ダ・グラサ） |
ザウリ監督は 4-3-3 を選択。ミッドウィークのピアチェンツァ戦からは4選手を入れ替え、若い3トップに攻撃を託して試合に臨みます。
ユベントスは7分にスーレが右サイドのレオとのワンツーから枠内シュートを放つ。だが、これは GK ポルッツィが正面でキャッチ。
試合が動いたのは22分。ズートチロルはゴール正面やや右で FK を獲得すると、カシラギがゴール左に直接決めてズートチロルが1点を先制する。
反撃に出たいユベントスだったが26分にリッチオがブローとの接触で頭部を負傷。そのままストラマッチョーニとの交代を強いられてしまう。
再びスコアを動かしたのはズートチロル。40分に左サイドで FK を得ると、カジラギが入れたクロスにロバーが頭で合わせてリードは2点に拡大する。
2点のビハインドを背負ったユベントスは後半開始直後の48分にアケのスルーパスに反応したペコリーノがシュートを放つが枠のわずかに左。
一方のズートチロルは51分にフィスチャナラーが、61分には FK からカジラギが直接狙うも3点目とはならず。
ユベントスは71分に中盤からのロングフィードに反応したダ・グラサが左足でドライブシュートを放ったが、これはクロスバーに阻まれてしまう。ダ・グラサは直後の73分にも右サイドからのクロスに飛び込むがシュートは枠のわずかに右。
ズートチロルも試合終盤に3点目の機会が訪れたが、GK ガロファニが好守で立ちはだかる。結局、試合は 2-0 で終了。前半の2得点を守り切ったズートチロルが勝点3を獲得した。
なお、ザウリ監督は試合後に次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督：
「難しい試合でした。ズートチロルは非常に上手くプレーしました。ズートチロルは非常にフィジカル的なチームで良く組織されています。
結果はいくつかのエピソードによって条件付けられました。後半に見せたリアクションは正しい決意とクオリティーを示せていました」
前半はグループ首位に付けるズートチロルが地力の差を見せた試合内容でした。これは実力的に仕方のないことでしょう。
一方でポジティブな要素もありました。ハーフタイムでの修正でチーム状態が上向き、60分すぎのダ・グラサ選手の投入でゴールに迫ることができたからです。
後半はズートチロルがペースを落とすことができる状況であったとは言え、対等に渡り合えたことは自信にすることができるでしょう。シーズン後半戦で互角の争いをどれだけ長い時間帯でできるかが成長の度合いを計る指標となるはずです。
Ｂチーム（= U-23）の次戦は11月2日（火）に予定されているコッパ・セリエＣのラウンド16・ズートチロル戦です。2試合連続でのアウェイ戦でどのようなプレーを見せるのかに注目です。
