2019/20 セリエC第11節が行われ、アウェイでレッコと対戦したユベントス・Bチームはオリビエリ選手のゴールで先制するも、後半アディショナルタイムに追い付かれて 1-1 の引き分けで終わりました。

試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 22: ロリア |
DF | 18: ディ・パルド 33: デッリ・カッリ 35: アルチビアーデ (C)(→ 1' st. 3: コッコロ) 24: フラボッタ |
MF | 15: I・トゥレ 6: ペーテルス 5: ムラトーレ(→ 13' st. 21: クレメンツァ) |
FW | 27: ハン・グァンソン(→ 23' st. 8: ポルタノーバ) 7: ラニーニ(→ 13' st. 9: モタ) 11: オリビエリ(→ 36' st. 10: ベルトラーメ) |
ペッキア監督は前節に引き続き 4-3-3 を選択。ミッドウィーク開催となったため、デッリ・カッリ選手やペーテルス選手を先発に起用したターンオーバーも敢行して試合に臨みます。
試合は左サイドで幅を取るオリビエリを中心にユベントスが攻勢に出る。15分にオリビエリが左サイドをドリブルで持ち上がり、中央にクロス。これをハン・グァンソンが合わせたが、シュートは枠の上へと外れてしまう。
対するレッコは34分に右サイドのクロスからキッネラートに決定機が訪れたが、トラップからの流れで狙ったシュートは左足に上手くミートせず。シュートは枠の右に大きく外れてしまう。
結局、前半は両チームともに攻撃陣が枠内にシュートを飛ばす機会が少ないまま、0-0 で折り返すこととなる。
均衡を破ることに成功したのはアウェイのユベントス。54分に右 CK から生じた浮き球による混戦で最後はファーサイドにいたオリビエリが押し込み、ユベントスが待望の先制点を手にすることに成功する。
右サイドからのクロス攻撃で同点にしたいレッコに対し、ユベントスは66分に左サイドを突破したオリビエリがクロスを供給。待ち構えていたI・トゥレは合わせるだけだったが、シュートを枠に飛ばせず、ユベントスは追加点の絶好機を逃してしまう。
一方のレッコはポルタノーバとのいざこざでイエローカードを受けていたストランベッリが82分にエリア内でのシミュレーションを取られ、この日2枚目のイエローカードで退場となり、数的不利な状況に立たされてしまう。
ユベントスは90分にモタ・カルバーリョのロングカウンターが炸裂し、GK との1対1の状況を作り出すが、シュートが GK 正面を突いてしまい、決定的な2点目を奪えず。
逆に93分のラストプレーで左サイドで浮いていたネグロから供給されたクロスにカポーニャが合わせ、土壇場でレッコに 1-1 の同点に追い付かれて試合は終了。ユベントスは勝点2を取りこぼす結果となってしまった。
なお、ペッキア監督は試合後に次のようにコメントしています。
ファビオ・ペッキア監督:
「私達は健康なチームを相手にチャレンジングな試合をプレーしました。試合終盤と数的優位のマネジメントが不十分でした。
ドリブルをしなければならないですし、私達は試合を終わらせる絶好の機会を手にしていました。しかし、パフォーマンスにはポジティブな部分もありましたし、すぐに立ち直らなければなりません。なぜなら、日曜日には別の試合があるからです。
選手たちの反応には満足しています。選手たちは上手く働いていましたし、私は疑問を持ち合わせていないからです」
勝てる試合だっただけに勝点を取りこぼす結果となってしまいました。「2点目を取る決定機」があり、「数的優位な局面」を手にし、「カウンターで時計を進める機会」も複数回あったからです。
それだけに最後の最後で同点に追い付かれたことが悔やまれます。
Bチームの次戦は27日(日)に行われる予定のセリエC第12節ペルゴレッテーゼ戦です。レッコ戦で散見されたミスをどれだけ改善できるかが勝点3に結びつくかのポイントになるでしょう。
ペッキア監督がチームを上手く修正することができるのかに注目です。