『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスとチェルシーがイグアイン選手の移籍条件で合意に達したとのことです。事実であれば、ミランへの期限付き移籍は半年で打ち切られることになるでしょう。
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ユベントスからミランに期限付き移籍しているイグアイン選手の契約条件は以下のものです。
- ユベントスとの現行契約:2021年まで
- ミランとの契約:
- レンタル料:1800万ユーロ
- 買取オプション:3600万ユーロ
- 年俸:推定950万ユーロ(ミランが負担)
イグアイン選手がミランで見ているパフォーマンスが「今ひとつ」と言うこともあり、恩師であるサッリ監督が率いるチェルシーへの移籍話が出ていると言えるでしょう。
ユベントスとしては「イグアイン選手の減価償却」ができれば、所属チームはどこであるかは問題ではありません。そのため、チェルシーとの合意事項の内容が重要になります。
『スカイ・イタリア』が報じた内容は以下のものです。
- 2019年6月30日までの期限付き移籍
- 条件を満たすと、期限が2020年6月30日まで延長(※ 義務)
- チェルシーが選手を買い取ることも可能(※ 権利)
おそらく、クアドラード選手をチェルシーから獲得した時と似た条件が設定されていると考えられます。クアドラード選手は「レンタル料を支払った分が買取総額が2500万ユーロから引かれる」という契約形態でした。
イグアイン選手の場合は「レンタル料:年1800万ユーロ」が設定され、「2020年夏に移籍金1800万ユーロでチェルシーが選手の獲得を可能」となっていれば、ユベントス側の希望はほぼ満たされていると言えるでしょう。
果たして、ユベントスとチェルシーでクラブ間合意ができているのか。合意内容とともに、イグアイン選手の去就騒動の行方に注目です。