セリエCを運営するレガ・プロは公式サイト上で 2019/20 シーズンのグループ分けを発表いたしました。ユベントス・Bチーム(= U-23)はグループAに組み込まれています。
なお、グループ分けの結果は下表のとおりです。
A (20) |
アルビーノレッフェ、アレッサンドリア、アレッツォ、カッラレーゼ、コモ、ジャナ・エルミニオ、ゴッツァーノ、ユーヴェB、レッコ、モンツァ、ノバーラ、オルビア、ペルゴレッテーゼ、ピアネーゼ、ピストイエーゼ、ポンテデーラ、プロ・パトリア、プロ・ヴェルチェッリ、レナーテ、シエナ |
---|---|
B (20) |
アルツィニャーノ、カルピ、チェゼーナ、ファーノ、フェラルピサロ、フェルマーナ、グッビオ、イモレーゼ、モデナ、パドバ、ピアチェンツァ、ラベンナ、レッジョ・アウダーチェ、リミニ、サンベネデッテーゼ、ズュートティロール、トリエスティーナ、ビチェンツァ、V・ベローナ、ペーザロ |
C (19) |
アベッリーノ、バーリ、カゼルターナ、カターニア、カタンツァーロ、カベーゼ、モノポーリ、パガネーゼ、ピチェルノ、ポテンツァ、レッジーナ、レンデ、リエティ、シクラ・レオンツィオ、テーラモ、テルナーナ、ビボネーゼ、V・フランカビッラ、ビテルベーゼ |
■ 2019/20 シーズンの “死の組” はグループB
ユベントス・Bチームが入ったグループAですが、難易度は昨季よりも下がりました。これは「優勝を狙えるチーム数が減少したこと」が理由です。今季はグループBが “死の組” と言えるでしょう。
- 2018/19 シーズン
- グループA
- セリエBから3チーム(= V・エンテッラ、ノバーラ、ヴェルチェッリ)が降格
- グループB
- セリエBから1チーム(= テルナーナ)が降格
- グループA
- 2019/20 シーズン
- グループA
- セリエBからの降格チームなし
- V・エンテッラ(昨季1位)とピサ(同3位)が昇格
- 昨季2位のピアチェンツァがグループBに移動
- グループB
- セリエBから2チーム(= カルピ、パドバ)が降格
- ポルデノーネ(昨季1位)が昇格
- 昨季2位のトリエスティーナに加え、グループAからピアチェンツァが編入
- グループA
昨季のグループAで勝点差1で自動昇格を逃したピアチェンツァが地区の割り当て区分の変更により、グループBに編入されました。
これによりグループAは「2018/19 シーズンの上位3チームが抜けた」のですから、難易度が下がることは確実です。一方でグループBは「ピアチェンツァの編入」に加え、「セリエBから2チームが降格」してくるのですから、“死の組” になると言えるでしょう。
■ ペッキア新監督のノルマは「昇格プレーオフの出場権獲得」
発足2年目のユベントス・Bチームを率いるペッキア監督に課されるノルマは「昇格プレーオフの出場権獲得」です。現実的な目標ですし、達成することは十分に可能と言えるでしょう。これができなければ、解任も止むを得ないはずです。
- 発足2年目で昨シーズンよりもチームの土台が存在
- グループAの難易度は昨季よりも低下
ジロネッリ監督が率いていた 2018/19 シーズンよりも、上記の2点で “追い風” を得ています。悪くても昇格プレーオフ圏内でリーグ戦を終えることが期待されていると言えるでしょう。
可能なら、昇格プレーオフでシード権が得られる順位(≒ 優勝争い)が望まれるところです。
ペッキア監督がユベントス・Bチームをどれだけ高みに導くことができるのかに注目です。