『スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがアッレグリ監督の後任としてチェルシーのサッリ監督が本命であるとのことです。ただ、チャンピオンズリーグ決勝が終わるまでは枠組みが固まることはないと言えるでしょう。
ユベントスの『夢』がグアルディオラ監督であることは事実でしょう。しかし、非現実的であり、「就任の可能性がある監督」の招聘に動く必要があります。
スカイ・イタリアはサッリ監督(チェルシー)が『本命』と報じており、インザーギ監督(ラツィオ)が『対抗』という位置付けです。
両者は『トゥット・スポルト』も過去に同様の記事を書いていますので、驚きは少ないと言えるでしょう。とは言え、事態が本格的に動き出すのはチャンピオンズリーグ決勝が終わってからになると考えられます。
これは CL と EL の決勝点でのスコア次第で立場が急に揺らぐ監督が出てくる可能性があるためです。
■ トゥット・スポルトが5月22日に報じた記事
『トゥット・スポルト』は5月22日の一面で次の記事を報じています。サッリ監督とインザーギ監督がユベントスを率いた場合の予想フォーメーションに言及しており、クラブの移籍市場での動きの参考になるでしょう。
- サッリ監督: 4-3-3
- GK: シュチェスニー
- DF: カンセロ、ルガーニ、キエッリーニ、A・サンドロ
- MF: ラムジー、ピアニッチ、ポグバ *
- FW: ベルナルデスキ、イグアイン、ロナウド
- インザーギ監督:3-5-2
- GK: シュチェスニー
- DF: マルキーニョス *、ボヌッチ、キエッリーニ
- WB: ベルナルデスキ、A・サンドロ
- MF: ラムジー、エムレ・ジャン、ミリンコビッチ=サビッチ *
- FW: イカルディ *、ロナウド
サッリ監督が率いた場合の予想フォーメーションは「十分にあり得る内容」ですが、インザーギ監督が率いた場合の予想は「雑すぎる内容」です。
インザーギ監督はL・アルベルト選手を 3-5-1-1 のトップ下で重宝しており、CF を2人起用する 3-5-2 がメインではありません。5月22日の記事とは言え、2トップを予想する内容は雑すぎると言わざるを得ないでしょう。
ユベントスの新監督人事はリーグ情報もほとんど流れておらず、誰が就任するのかが不透明な状況です。フロント陣が最終的にどの指揮官に白羽の矢を立てるのかに注目です。