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【前日会見】 2018/19 セリエA第37節 ユベントス対アタランタ

 アッレグリ監督の退任会見を兼ねた 2018/19 セリエA第37節アタランタ戦の前日会見が行われましたので、アニェッリ会長とアッレグリ監督による会見の概要を紹介いたします。

画像:アッレグリ監督を労うアニェッリ会長
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アンドレア・アニェッリ会長:
「来季の監督に対する質問には答えません。今日はユベントスの歴史に名を残す指揮官であるアッレグリを個人的に祝うために来ました。

 2013年の5月に私達がバイエルンとドルトムントのチャンピオンズリーグ決勝を観戦した時、アッレグリも同じホテルにいました。私はパラティーチに彼は将来ユベントスの監督になれると話しました。それから14ヶ月後、アッレグリは論争の最中でユベントスに加わり、偉大な勇気と特質を示しました。

 数字が勝利とタイトルを物語っています。私にとっては信じられない数字です。愛情・熱意・友情・分かち合い・ハードワーク・そして非常に数多くの勝利で満たされた素晴らしい5年間でした。

 1年半に渡って隣人として生活して来ましたし、ユベントスと人生を共有できたことは喜ばしいことでした。この旅路で私が誇らしく思うのは信頼のおける友人を見つけたことです。

 アヤックス戦の後も私はアッレグリと続けていくと確信していました。それから、全員での分析があり、クラブの利益のために知性を実証することとなりました。少しの悲しみを感じますが、ユベントスの歴史で最も成功した1つのサイクルを閉じる適切な時が来たと私は思います。

 ありがとう、マックス。あなたがしてくれたすべてに対して」

 

マッシミリアーノ・アッレグリ監督:
「会長と選手たちが私のためにしてくれたことに感謝しています。イタリアで勝利を繰り返し、偉大なチャンピオンになるポテンシャルを持った勝者のチームを私は離れます。不運にも私達は今年のヨーロッパを勝ち取ることに失敗しました。

 私達は議論し、ユベントスの将来について良いと思う私の意見を述べました。クラブは自身の考えで自ら決断したのです。クラブとの素晴らしい関係は優れたままです。これに対する変更はありません。

 私達はスタジアムで2つのことを祝わなければなりません。スクデットの獲得と引退するバルザーリのお別れです。並外れた5年間を祝うために素晴らしい夜にしなければならないのです。

 上手く行っていないと言われたことへの代償と思うか?最後は達成した目標を数えられるのですから、ユベントスでは勝たなければなりません。私達は今年も勝利を繰り返しました。プレーの良し悪しは多くの要因に左右されますが、結果はさらに多くの要素に左右されます。

 監督として常にパフォーマンスを分析しなければならないでしょう。結果を分析する必要はありません。しかし、パフォーマンスがなければ、結果を出すことはできないのです。

 “上手くプレーしたが敗けた” と言ってピッチを離れるのは私にとって無意味です。フットボールでは試合に勝たなければなりません。大一番で勝つには偉大な守備が必要です。私は52歳ですが、まだ “良いフットボールをプレーする” という意味を理解していないのでしょう。

 将来?今は祝うことを考えています。休養を取ることになっても良いでしょうね。それから7月中旬には働きたくなっているかもしれません。提案された状況に対しては落ち着いて評価をするでしょう。そうでなければ、自分自身のために時間を捧げます」