ユベントスは公式サイト上で 2018/19 セリエA第36節ローマ戦に向けた招集メンバー20選手を発表いたしました。

招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、21: ピンソーリョ、32: デル・ファベロ |
DF | 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: カセレス、12: アレックス・サンドロ、15: バルザーリ、20: カンセロ、37: スピナッツォーラ |
MF | 5: ピアニッチ、14: マテュイディ、23: エムレ・ジャン、30: ベンタンクール、35: マテウス・ペレイラ、39: カスタノス、41: ニコルッシ |
FW | 7: ロナウド、10: ディバラ、16: クアドラード |
負傷離脱していたディバラ、A・サンドロ、エムレ・ジャン、ベンタンクールの4選手が復帰。
累積警告による出場停止処分を受けているベルナルデスキ選手と右足首を痛めたボヌッチ選手が予防目的で遠征メンバーから外れました。
【先発予想:4-3-3】
GK: シュチェスニー
DF: カンセロ、バルザーリ、キエッリーニ、A・サンドロ(スピナッツォーラ)
MF: エムレ・ジャン(ベンタンクール)、ピアニッチ、マテュイディ
FW: クアドラード、ディバラ、ロナウド
アッレグリ監督は 4-3-3 を選択すると予想されます。注目点はボヌッチ選手が起用できない CB の人選でしょう。“実験” を行うには絶好の機会だからです。
ローマのラニエリ監督は 4-2-3-1 を使用すると考えられます。ジェコ選手が CF に入り、2列目には縦に仕掛けることが持ち味のザニオーロ、ペッレグリーニ、エル・シャーラウィの3選手が務めることが予想されます。
ユベントス守備陣に求められるのは「ジェコ選手のポストプレーを制限すること」と「2列目の選手を見失わないこと」の2点が中心になります。ボヌッチ選手が不在ですので、エムレ・ジャン選手を DF 起用するなど挑戦できる状況にあると言えるでしょう。
一方の攻撃陣は「高さのあるローマの守備陣をどう攻略するか」がポイントです。右 SB に入ると予想されるフロレンツィ選手以外は空中戦を苦にしません。したがって、得点王を狙うロナウド選手にどのような形でボールを預けられるかという崩しの部分が重要になります。
ただ、ローマ戦で起用できる FW 陣が大きく制限されていますので、得点力の爆発に過度な期待ができないことは留意する必要があります。
ラニエリ監督は「今季限りでの退任」を発表しており、アッレグリ監督も「今季での退任」が噂されています。両チームともに体制面で不安定な要素がある状況でどのような内容の試合が繰り広げられることになるのかに注目です。