『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがケーン選手との契約延長交渉をチャンピオンズリーグ・アヤックス戦が終わってから本格化させる模様であるとのことです。現行契約は2020年夏に満了するため、延長で合意に達することができるかが注目点でしょう。

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ユベントスからケーン選手のサイドに対し、「契約延長の意向」は伝わっているはずですので、アヤックス戦の後に契約内容の詳細を詰めるための交渉が行われる予定なのでしょう。
「アヤックス戦の後」となっている理由はケーン選手の代理人であるミーノ・ライオラ氏がデ・リフト選手(アヤックス)の代理人も担当しているからです。デ・リフト選手は「移籍先はライオラが決める」と発言しているため、ユベントスのフロント陣はライオラ氏と会うのは自重せざるを得ない状況にあるのです。
当のケーン選手ですが、ユベントスとの交渉で優位に立つことができる要素を複数保持しています。
- ユベントスの『クラブ内育成選手』
- 2000年2月生まれの19歳
- セリエAで7試合5得点(2018/19 シーズン第31節終了時)
ティフォージが支持していることに加え、上述の “強み” を持っているのです。そのため、ケーン選手(と代理人のライオラ氏)が何に重きを置いて交渉の臨むのかが注目点になります。
「戦力」としてカウントされることは間違いありませんが、「出場機会がどれだけ与えられるか」がポイントと言えるでしょう。
荒削りの段階でも大きなインパクトと結果を残しているケーン選手の去就がどのような形で落ち着くのか。4月下旬頃に行われるであろう契約延長交渉の行方に注目です。