2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第14節が行われ、ホームでローマと対戦したユベントス・プリマベーラは 1-3 で敗れました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: バンデイラ(→ 31' st. : メネギーニ) 6: カペッリーニ 4: ボロカ 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ(→ 1' st. : パブロ・モレーノ) 5: モッローネ(→ 31' st. : レオネ) 8: ニコルッシ |
FW | 7: モンジアーロ(→ 10' st. : フレデリクセン〔→ 36' st. : ピネッリ〕) 9: ペトレッリ 10: ファジョーリ |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。カペッリーニ選手とボロカ選手が CB でコンビを組み、前線の3トップは右からモンジアーロ、ペトレッリ、ファジョーリの3選手が担当する布陣で試合に臨みます。
試合はローマが3分に右サイドを突破して上げたクロスを GK ロリア選手がキャッチし切れず、ツェラル選手が決定的なシュートを放つ。しかし、シュートは枠を取らず、ユベントスは肝を冷やす立ち上がりとなる。
対するユベントスは23分にペトレッリ選手のシュートで狙うも、こちらも枠を捉えず。両チームともに相手ゴールまで迫力を持って攻め込む展開で試合が続く。
ローマは37分にドラジオ選手がゴール正面右45度から左足で放ったシュートが枠を捉えたが、これは GK ロリア選手が好セーブでクロスバーに逃れて先制点とはならない。それでも、44分に中盤でボール奪取に成功したローマは素早く左サイドに展開し、その折り返しをツェラル選手が押し込んで1点をリードして前半を折り返す。
まずは同点に追いつきたいユベントスだったが、47分にロングボールの処理に CB の2人が重なったことでボールがフリーのツェラル選手に渡ってしまう。思わぬ決定機を手にしたツェラル選手が冷静に押し込み、ローマがリードを2点に広げる。
ユベントスは56分に後方からのフィードに反応してローマの DF ラインを突破したニコルッシ選手が GK との1対1を制して1点差に詰め寄ることに成功する。
追い上げムードを高めたいユベントスだったが、58分にペッツェッラ選手が放ったロングシュートに対する GK ロリア選手の反応が遅れてセーブできず。すぐに2点差に戻されてしまう。
結局、ユベントスはこの後はチャンスらしいチャンスを作ることはできず。試合は 1-3 で終了。2019年最初の試合は黒星スタートとなった。
なお、バルディーニ監督は試合後に次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「選手たちを批判することはほとんどありません。自信過剰で試合に入ったり、ローマに得点を許すまであまりに酷いパフォーマンスをしていたとしてもです。
私達が状況を覆せると気づいた時は遅かったのですが、私は誇りに思っています。私達は非常によくトレーニングされた偉大なチームを相手に素晴らしいパフォーマンスをしたからです」
失点した場面が「ハーフタイムの前後」や「得点した直後」であり、わざわざ批判するまでもないでしょう。なぜなら、実際にプレーした選手たちが失点したことを最も悔やんでいると考えられるからです。
プリマベーラの次戦は1月19日に行われるカンピオナート第15節ナポリ戦です。好調のナポリを相手にアウェイ戦で今節ローマ戦での反省を活かした内容のプレーを見せることができるのかに注目です。