ユベントスは公式サイト上で 2018/19 セリエA第30節カリアリ戦に向けた招集メンバー19選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、21: ピンソーリョ、32: デル・ファベロ |
DF | 2: デ・シリオ、3: キエッリーニ、4: カセレス、12: アレックス・サンドロ、19: ボヌッチ、20: カンセロ、24: ルガーニ |
MF | 5: ピアニッチ、14: マテュイディ、23: エムレ・ジャン、30: ベンタンクール、39: カスタノス、41: ニコルッシ |
FW | 18: ケーン、33: ベルナルデスキ、40: マヴィディディ |
マンジュキッチ選手が発熱のために離脱。ペリン、スピナッツォーラ、ディバラが負傷で招集することができず、Bチームから3選手を招集する苦しい陣容でカリアリ戦を迎えることになりました。
【先発予想:3-5-2】
GK: シュチェスニー
DF: カセレス、ボヌッチ、ルガーニ(キエッリーニ)
WB: デ・シリオ(カンセロ)、A・サンドロ(デ・シリオ)
MF: エムレ・ジャン、ピアニッチ(ベンタンクール)、マテュイディ
FW: ベルナルデスキ、ケーン
アッレグリ監督は 3-5-2 を選択すると考えられます。トップチーム登録のフィールドプレーヤーが13人しかおらず、CB・SB・MF で1人ずつ休ませると仮定すると、使用できるフォーメーションは限られてくるからです。
一方のカリアリのマラン監督は 4-3-1-2 が濃厚です。キエーボを率いていた時のスタイルをカリアリでも行っている状態ですので、システム的に面喰らうということにはならないでしょう。
パボレッティ選手とJ・ペドロ選手が2トップを組み、バレッラ選手がトップ下に入る形での堅守速攻を全面に押し出して来ると予想できます。そのため、ユベントス守備陣は縦に厚みのあるカリアリの攻めを抑え続けることが要求されることになります。
カリアリの守備時はマラン監督がベテラン勢を重宝するため、“老獪な駆け引き” を用いた守備が持ち味です。したがって、「駆け引きに付き合わないこと」がユベントス攻撃陣に期待されることです。
ポジショニングや競り合いは「技術を使った駆け引き」がありますので、スピード勝負などのデュエルを強いる場面を前線がどれだけ作れるかが鍵になるでしょう。
起用できる選手が限られている状況であるだけに新たな負傷者を出したくないことが本音です。もし、前半で2点差以上のビハインドを背負うようなら、試合を捨てることも選択肢に入れるべきでしょう。
アッレグリ監督が難しい状況で行われることが確定しているカリアリ戦にどのような準備をして臨むのかに注目です。