2018/19 カンピオナート・プリマベーラ第16節が行われ、サンプドリアと対戦したユベントス・プリマベーラは 4-0 で敗れ、公式戦2連敗となりました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: ブスティ |
DF | 4: ローザ(→ 13' st. : バンデイラ) 6: カペッリーニ 2: ジョアン・セラン 3: アンツォリン |
MF | 11: ポルタノーバ(→ 26' st. : モンジアーロ) 5: モッローネ(→ 13' st. : レオネ) 8: ニコルッシ (C) |
FW | 7: フレデリクセン(→ 13' st. : ペトレッリ) 9: マルコビッチ 10: パブロ・モレーノ(→ 26' st. : ピネッリ) |
バルディーニ監督は 4-3-3 を選択。ミッドウィークにコッパ・プリマベーラを戦ったこともあり、5選手を入れ替えて試合に臨みます。
試合は16分に右サイドのベネディッティ選手が入れたクロスをソーメツ選手が合わせ、サンプドリアが先制する。
対するユベントスは21分に右サイドからのクロスにポルタノーバ選手がヘディングで合わせたが、GK ヒュットワグネル選手がストップ。同点に追いつくことはできない。
すると、36分にサンプドリアは左 CK を GK ブスティ選手のパンチングでクリアされるが、これをコンペオル選手がエリア外からダイレクトボレーで狙う。このシュートをファラベゴーリ選手が軌道を変えてボールがネットに吸い込まれ、サンプドリアのリードは2点に広がる。
立て直したいユベントスだったが、後半もサンプドリアのペースは続く。50分には右 CK から3点目の決定的な場面を作ったが、GK ブスティ選手の好セーブで何とかゴールを死守。
バルディーニ監督は58分に3枚変えで事態の打開を図るも、直後の59分に中盤からボールを持ち上がったベネディッティ選手にロングシュートを決められ、決定的な3点目を献上してしまう。
72分には左サイドを突破したバルーリ選手に中央へのカットインを許して、豪快なシュートを決められて4失点。その後もサンプドリアに一方的に攻め続けられたユベントスは目立った反撃をすることができずに試合はこのまま終了。
結局、試合は 4-0 で終了し、ユベントス・プリマベーラは 4-0 の完敗を喫した。
なお、試合後にバルディーニ監督は次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「試合に敗れたことの技術的な分析をすることになるでしょう。しかし、私はモチベーションの面により大きな興味があります。敗けた責任は私がすべて負いますし、ユベントスでこのような行為をすることはできません。
私の分析は主にキャラクター的なものになるでしょう。なぜなら、サンプドリアの1点目の後に壊れており、これは起きてはならないことです。
私達はすべてにおいて謙虚さを持たなければなりません。やらなければならない仕事がたくさんあるからです」
サンプドリア戦はチーム全体の内容が極めて悪く、この試合で評価を上げることができたユベントスの選手は誰もいないと言えるほどの内容でした。
年明けから未勝利(= 1分2敗)と再スタートに失敗しており、立て直しが必要になっていることは否定できないでしょう。精神面やモチベーション面で問題があれば、技術力を存分に発揮することができません。バルディーニ監督はモチベーターとして立て直しを図る考えなのでしょう。
プリマベーラの次戦は2月2日に行われるカンピオナート第17節カリアリ戦です。2019年の初勝利をプリマベーラが手にすることができるのかに注目です。