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パラティーチCFO:「選手が望んでいたロナウドの獲得は容易だった、最も骨が折れたのはテベス獲得」

 ユベントスが公式サイト上で強化部門を統括するパラティーチ CFO が『スカイ・イタリア』からのインタビューに応じたことを取り上げていましたので、発言の概要を紹介いたします。

画像:スカイ・イタリアのインタビューに応じたパラティーチCFO
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ファビオ・パラティーチ CFO (Chief Football Officer):
「父はチームの会長でした。最初の契約に署名し、14歳の時にピアチェンツァに移籍した時も署名しました。小さい時に夏のトーナメントを見るために連れて行ってくれたことを覚えています。

 大のフットボール・ファンとして、私はラッキーです。なぜなら、偉大なフットボール選手たちが日々コーチを受けている姿を見ることができるからです。事実、トレーニングが行われている間は私が電話に出ることはありません。

 

 知ることに夢中になっているのです。選手を見たり、読んだり、聞いたりしたことを始め、すべてのことを知りたいのです。そのことが私の刺激材料になっています。

 最も骨の折れた獲得交渉?テベスの件でしょう。私のユベントスでの初年度を終えた後、チームは再起動しなければならない状態でした。テベスとはその時点でコンタクトを取っていました。

 私達はチャンピオンズリーグの出場権を獲得できなかったのですが、彼は即座にイエスと言ってくれました。最終的には様々な理由で交渉は進展しなかったのですが、私達は連絡を取り続けました。なぜなら、テベスをユベントスに連れて来たいと常に考えていたからです。

 

 クリスティアーノの件は至ってシンプルです。なぜなら、選手がユベントスに行くという考えを持っていたからです。

 チャンピオンズリーグ決勝の後、彼は即座に決断を下しました。それから、カンセロ獲得の件でジョルジュ・メンデスと会った際に “信じられないだろうだ、クリスティアーノがユーヴェに行きたがっている” と言われたのです。

 信じてなかったということは事実でありませんが、私達は獲得に向けて動き出し、私はアニェッリ会長を訪ねました。

 “絶好の機会があります。ですが、重要なことなので話を聞いてください” と切り出したのですが、会長はすぐに理解してくれました。会長からは1日から2日は考える時間が欲しいと言われましたが、3時間後には電話に連絡が来ました。

 ロナウドを獲得する計画はなかったのですから、大のロナウドのファンである私の末っ子から “いつ獲得するのか” との質問には不可能だと返していました。この夏が終わってからは “不可能って言ってなかった?” と言われています。

 

 マロッタ前 GM との関係は互いに補完しあった完璧なカップルのようなものだと私は思います。私は技術的な部分を多く担当しましたが、彼とは多くの議論もしました。なぜなら、彼はフットボールと交渉を知り、私をサポートしてくれる上、ミスを可能な限り少なくしてくれる専門家だからです。

 コンテは選手の名前に紐づけられた監督ではありません。ですが、彼の考えに対して機能的であるかが求められ、私達はコンテのサッカーで機能する選手の獲得が求められるのです。

 アッレグリはその点についてはより柔軟です。そのため、移籍市場において私達はより動きやすいと言えるでしょう。チャンピオンズリーグを勝ち取ることは私達の野心ですが、脅迫概念ではありません」