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パラティーチ CFO: 「NBA をモデルにした移籍市場にするなどの柔軟性が必要となる」

 ユベントスのパラティーチ CFO が『スカイ・イタリア』のオンライン取材に応じ、移籍市場での動きを含めた様々な分野についての言及をしていましたので紹介いたします。

画像:取材に応じるパラティーチCFO
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ファビオ・パラティーチ CFO:
「クラブは様々な経済的困難に直面するでしょうし、新しい仕組みを見つけなければなりません。様々なシステムの中で私は NBA のシステムからインスピレーションを得ることができると思います。

 数多くのトレードがあり、サラリーキャップがあり、ドラフトがあります。したがって、私達のシステムとは大きな違いがある状況です。

 リーグはクラブにとっての情報センターの形で機能していますし、フットボールで最も近いのはプレミアリーグでしょう。NBA から即座に着想を得たいと思っています。

 フリーエージェントは目標ではありませんが、市場では可能です。私達はオープンですし、最高のチームが可能になるよう挑戦しています。

 

 近い将来に移籍市場での金額は減少するでしょう。世界的に難しい時期を迎えていますし、トレードや長期ローンに頼らなけれならなくなります。家を購入できないなら賃貸にする。同じことがサッカー界でも起きるでしょう。

 トップ10から20までのクラブは選手をトレードしても価値は下がらないと思います。一方で賃金は下がります。1人の選手を売却した場合は価値が下がるでしょう。

 ロナウド?彼は収益を指数関数的に伸ばしてくれるブランドで、クラブ内で唯一の存在です。ポグバ?偉大なサッカー選手ですが、このタイプの選手は以前と同じ水準を見せることに苦労する可能性があります。

 

 私はユベントスでユース部門に併設された学校からチームのためのホテルまで様々なプロジェクトに携わって来ました。Bチームは15年前に議論されたものであり、ヨーロッパの他地域では発展済みです。

 素晴らしい結果が証明されていましたし、その機会があったから、私達はそれを採りました。ユーヴェの内部にピアチェンツァ、レッジャーナ、モデナを持つようなものです。多大な労力を要しますが、このプロジェクトに満足しています。

 この手法で子供たちをトレーニングできますし、21歳でプロフェッショナルとしてプレーする機会を与えることができます。モラタが代表例です。レアル時代に彼はセカンドチームでプレーしていました。

 一方でスピナッツォーラは私達の所に到着してから8年間はローン移籍でした。このやり方では才能を失ってしまうリスクがあります。

 

 給与削減の交渉は簡単でした。なぜなら、並外れたカンピオーネと選手がいたからです。彼らは状況を理解しましたし、保証人である会長は選手たちと良好な関係にあります。だから簡単でした。

 私はシーズン再開が待ち切れません。選手たちを目にし、再び試合をすることを楽しみにしています。私達は規則を尊重していますし、制度を理解して選手たちを保護しなければなりません。これらは本当に難しい決断です。

 

 イグアインが非常に心配しているのは一般的なことでしょう。ゴンサロは非常に繊細な少年ですし、このことが彼に大きな影響を与えています。私達は彼と結び付いており、彼は並外れたシーズンを過ごしました。契約の残り1年も彼と過ごしたいと考えています。

 アルトゥールとピアニッチのトレード?私達は日頃から互いに話し合っていますよ。ビッグクラブ間での意味であり、選手についてではありません。将来のことへの議論もしていますが、今は雑談モードです。

 キエッリーニとブッフォンは(契約延長に向けた)仕上げに入っています。ディバラについても信じています。この中断がコミュニケーションを少し妨げることになりましたが、彼が可能な限り長く留まることになると期待しています。

 ベンタンクールの加入は特殊です。テベスが個人的な理由でボカに戻ることを求め、私達は選手を譲ることはできませんでした。ヨーロッパでは起きにくいですが、南アメリカでは発生し得ることでしょう」