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エムレ・ジャンの甲状腺に結節(= しこり)が見つかったとクラブから発表

 ユベントスは公式サイト上で「エムレ・ジャン選手に外科措置が必要となる可能性がある甲状腺結節が発見され、追加検査を実施する予定」と発表いたしました。状況が状況なだけに続報が待たれるところです。

画像:甲状腺の問題が確認されたエムレ・ジャン
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 現地21日にユベントスが発表したのは「エムレ・ジャン選手に外科措置が必要となる可能性がある甲状腺結節が発見され、追加検査を実施する予定」とだけであり、詳細な情報については触れられていません。

 見つかったのは「結節(= しこり)」です。甲状腺結節は成人男性の6人に1人の割合で認められるため、大騒ぎする必要はないと言えるでしょう。(トップチームに24名を登録しているユベントスは確率的にエムレ・ジャン選手以外に3選手が甲状腺結節を持っていることになるため)

 

 日本の環境庁が示している甲状腺結節に対する資料(PDF)に記載されている内容は以下のとおりです。

画像:甲状腺結節とは

 エムレ・ジャン選手は「甲状腺結節が発見された」だけで、結節(= しこり)の「大きさ」や「良性・悪性」については不明です。外科的措置の可能性に言及されていますが、これは検査の結果次第と言えるでしょう。

 厄介なのは専門医ですら、「外科的措置が本当に必要だったのか」と悩む問題であることです。「悪性でサイズも大きい」となれば手術に踏み切るべきですが、それ以外の場合は患者の身体に与えるマイナス面が軽視できない問題だからです。

 

 おそらく、検査の結果が出るまではエムレ・ジャン選手の起用は見合わせる形になるでしょう。続報を待つ必要がありそうです。