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ユベントス、南スタンドの1試合閉鎖処分に対する異議申し立ては却下される

 FIGC (イタリアサッカー連盟)は公式サイト上で「クリバリ選手への差別チャントによる南スタンドの1試合閉鎖処分に対するユベントスからの控訴を棄却した」と発表いたしました。

画像:アリアンツ・スタジアムの南スタンド

 これにより、10月20日のジェノア戦では南スタンドの閉鎖が確定することになっています。

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 事の発端は9月29日に行われた 2018/19 セリエA第7節ナポリ戦です。この試合中にクリバリ選手に対する差別チャントが行われていたことが確認され、ユベントスには差別チャントが行われたスタジアムのセクター(= 南スタンド)を1試合閉鎖する処分が下されていました。

 ただ、ユベントスはこの処分内容を不服として控訴。FIGC の控訴審判定を待つ結果となっていたのです。

 

 現地10月11日に FIGC から下された裁定は「控訴を棄却する」というもので、これによりセリエA第9節ジェノア戦はアリアンツ・スタジアムの南スタンドが(1階・2階ともに)閉鎖されることとなりました。

 より詳細な処分の内容は「罰金の速やかな支払い」と「南スタンドの2試合閉鎖(ただし、1試合は執行猶予)」です。

 ユベントスは異議申し立てを行いましたが、ほぼ予想どおりの判決が下されたと言えるでしょう。ただ、「1試合の南スタンド閉鎖処分」が「2試合の閉鎖処分(ただし、1試合は執行猶予付き)」に変化したことは予想外だったのではないかと思われます。

 

 今回の処分でユベントスが手にする予定だった入場料収入がダウンする結果となってしまいました。そのマイナス分をどのようにカバーするのかに注目です。