9月15日に 2018/19 シーズンの開幕を迎えたプリマベーラはペトレッリ選手のゴールでサンプドリアを 1-0 で下し、シーズン初勝利を記録しました。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 1: ロリア (C) |
DF | 2: バンデイラ 6: カペッリーニ(→ 38' st. 20: トンギャ) 4: ジョアン・セラン 3: アンツォリン |
MF | 7: ポルタノーバ 5: モッローネ(→ 38' st. 18: レオネ) 8: ニコルッシ(→ 28' st. 15: マコウン) |
FW | 10: パブロ・モレーノ(→ 28' st. 22: モンジャーロ) 9: ペトレッリ 11: ファジョーリ(→ 17' st. 19: フランコフォンテ) |
ローマの下部組織で指揮を振るっていたバルディーニ監督は 4-3-3 を選択。バルセロナから加入したパブロ・モレーノ選手に10番を託す布陣で試合を迎えます。
試合はユベントスが先にシュート機会を手にする。まずは18分、アンツォリン選手が左サイドから入れたクロスをペトレッリ選手が中央で落とし、走り込んだパブロ・モレーノ選手がシュート。しかし、これは枠を外してしまう。
25分には右サイドからのクロスにペトレッリ選手が左足を伸ばすも、上手くボールにミートせず。
それでも、39分にユベントスは DF からの縦パスを受けたニコルッシ選手が左サイドに展開。オーバーラップしたアンツォリン選手がクロスを入れると、ファーサイドに詰めたパブロ・モレーノ選手が左足でシュート。これは GK がストップしたが、こぼれ球をペトレッリ選手が押し込んでユベントスが先制する。
ユベントスが1点のリードで迎えた後半はサンプドリアが数多くの決定機を手にする。
ユベントスは前線3トップの細かいパス交換やロングカウンターでサンプドリア・ゴールに迫るも、シュートは枠を捉え切らず。対するサンプドリアはスティエポビッチ選手が69分と76分に決定機を手にしたものの、シュートはロリア選手が好セーブで防ぐ。
結局、サンプドリアが勝点1を獲得するために仕掛けた試合終了間際の猛攻を防ぎ切ったユベントスが前半に決まったペトレッリ選手のゴールを守り切り、1-0 で勝利。リーグ開幕戦を白星で飾ることに成功した。
速いスピードでのパス交換やポジションチェンジで攻めの形ができていたことが昨シーズンとの違いと言えるでしょう。また、今季から5選手の交代が可能になったことで、多くの選手にプレー機会を与えることが可能になりました。
Bチームへの引き抜きが起こり得るプリマベーラの状況では “計算ができる選手” を1人でも多く用意しておくことが重要になると思われます。なお、バルディーニ監督は試合後、次のようにコメントしています。
フランチェスコ・バルディーニ監督:
「私達は良いプレーをしました。特に前半はポゼッションとプレーの面で良かったです。後半はリスクについてもう少しコントロールするべきでした。ですが、素晴らしいスタートを切ったことは確かです」
シーズン初戦で良い形が見えたことが特筆事項と言えるでしょう。プリマベーラの次戦は UEFA ユースリーグ第1節バレンシア戦です。強豪チームを相手にどのようなプレーができるのかに注目です。