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FIGC、2018/19 シーズンからセリエCへのBチーム参入を正式に容認

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は公式サイト上で「2018/19 シーズンからセリエCへのBチームの参入を認める」と発表いたしました。育成への注力を強めているユベントスにとっては朗報と言えるでしょう。

画像:コンティナッサ地区の新練習場
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 「Bチームの参入」はコスタクルタ FIGC 副会長がを雑誌インタビューで語っており、現実味を帯びた状態でした。

 それに呼応する形で、FIGC は現地11日付で以下の内容を発表しています。

Bチーム
(2018/19)
  • セリエCのリーグ戦に参戦
  • セリエBへの昇格は可能だが、トップチームと同じまたは上のカテゴリには属せない
  • トップチームの降格でBチームと同じカテゴリに属する場合、Bチームは下位リーグに参加しなければならない
  • BチームがセリエD(※ アマチュアリーグ)に降格した場合、選手権への登録は不可
  • コッパ・イタリア(=TIM杯)の参加資格はないが、コッパ・セリエCには参加可能
選手登録
(2018/19)
  • 登録は23選手まで
  • 1996年1月1日生まれの選手を19名含むこと
  • 16名は FIGC に7年間の登録歴を有すること
  • 上記の資格を満たす選手がトップチームに合流することは常に可能
  • トップチームで5試合に出場すると、Bチームでの出場資格を喪失する

 セリエCですが、財政難のクラブが(慢性的に)発生しており、参入のハードルが高いという訳ではありません。

 2018/19 シーズンは「20チーム x 3ブロック」になると見られています。2017/18 シーズンのセリエCは57チーム(19チーム x 3ブロック)で始まり、シーズン中に2チームが活動停止となっていましたので、Bチームが参入する余地はあると言えるはずです。

 

 ユベントスが正式発表をするのは「BチームのセリエC参入が認められた後」になると考えられます。

 転換期を迎えたイタリア・サッカー界の流れに上手く対応し、クラブの成長に結びつけることができるのか。ユベントスのフロント陣が見せる動きに注目です。