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マルキージオ、ユーヴェからの残留要請に応じる?

 トゥット・スポルト』によりますと、今季終了後にチームを離れる可能性が高いと見られていたマルキージオ選手がクラブからの残留要請に応じ、現行契約を満了するまでチームに残る可能性があるとのことです。

画像:去就が注目されるマルキージオ
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 記事によりますと、マルキージオ選手は5月末にクラブと会談の場を設けるとのこと。ユベントスはW杯の関係で5月20日に今シーズンの全日程を終える予定ですから、その後に正式な話し合いが行われることになるでしょう。

 マルキージオ選手は2020年夏までの契約を有しており、契約満了時には34歳となっています。

 おそらく、“ユベントスの DNA を体現する伝道師” としての役割を期待しての残留要請でしょう。ただ、今季の選手起用において、『伝道師として価値』を著しく損ねたことは否定できません。そのため、マルキージオ選手が退団を思い止まるかは不透明な状況なのです。

 

 フロント陣の本音は「マルキージオ選手の退団はマジでシャレにならない」というものでしょう。

 マルキージオ選手は『ユベントスのクラブ育成選手』という稀有な立場であり、今季のトップチームでその資格を満たすのはマルキージオ選手と第3GK のピンソーリョ選手の2人だけです。

 チャンピオンズリーグでは「『クラブ育成選手』は4枠」と定められており、今季のユベントスは最大25選手が登録できる中、23選手で戦っていました。『クラブ育成選手』の枠は拡大されることはあっても、縮小される可能性はゼロです。

 したがって、「アウデーロ選手(ベネチア)、ロマーニャ選手(カリアリ)、ケーン選手(ベローナ)などの『クラブ育成選手』の資格を満たす若手有望株選手がユベントスに戻って来るまでは退団を思い止まって欲しい」ということが “クラブの本心” ではないかと思われます。

 

 マルキージオ選手が今シーズン終了後に自らのキャリアに対してどのような決断を下すのかに注目です。