ヴィアレッジョ・カップ 2018 準々決勝が行われ、ユベントスはクレノビッチ選手のゴールでリエカを 1-0 で下し、準決勝へと駒を進めました。
出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 12: ロリア |
DF | 2: ヴォリャッコ (C) 6: カペッリーニ(→ 23' st. 15: ジョアン・セラン) 5: デッリ・カッリ 4: ザナンドレア |
MF | 8: ムラトーレ 21: レアンドロ・フェルナンデス 19: メリオ(→ 39' st. 16: モッローネ) |
FW | 10: デル・ソーレ(→ 29' st. 20: モンタペルト) 9: クレノビッチ 26: ファジオーリ(→ 29' st. 17: モラキオーリ) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。ファジオーリ選手が中盤で組み立てに参加する際は 4-3-1-2 にも変更できるシステムで試合に臨みます。
試合はユベントスが7分に先制する。中盤でリエカの縦パスをカットすると、右サイドのヴォリャッコ選手に展開。早いタイミングで入れられたクロスをクレノビッチ選手が頭で合わせ、1点のリードを手にする。
📹 Il gol di #Kulenovic che ha aperto le marcature in #RijekaJuve ⚽️#ViareggioCup 🏳🏴 #FinoAllaFine pic.twitter.com/K00AZD7tct
— JuventusFC Youth (@JuventusFCYouth) 2018年3月23日
ユベントスは21分にも高い位置でボールを引っ掛けると、カウンターを発動。ファジオール選手がドリブルで持ち込んでシュートを放つも、追加点を奪うまでには至らない。
他にもメリオ、デル・ソーレ、ムラトーレの3選手にシュート機会が訪れたものの、リエカを突き放すことはできず。前半はユベントスが 1-0 と1点をリードして折り返す。
リエカは48分にヴーク選手がユベントスの守備陣を強引にこじ開けてシュートを放ったが、GK ロリア選手にキャッチされてしまい、同点に追いつくことはできない。逆にユベントスはカウンターからデル・ソーレ選手のシュートがポストを叩く。
その後は両チームとも、相手ゴールに迫ることができずに時間が経過する。
リエカは浮き球のロングフィードを使い、クルンコ選手にボールを集める。86分には狙いどおりにクルンコ選手がトラップからシュートまで持ち込んだが、シュートは枠の右に外れる。
結局、試合はこのまま終了。前半7分にクレノビッチ選手があげた1点を守りきったユベントスが 1-0 で勝利し、準決勝に駒を進めた。
なお、試合後にユベントスのダル・カント監督は次のようにコメントしています。
アレッサンドロ・ダル・カント監督:
「私達は試合を終わらせるチャンスを何度か手にしていました。逆説的ですが、チャレンジの後のリスクは少なくすべきでした。ですが、チームは結果に値したと思います。
この大会で選手たちは成長していますし、今大会は特別なものです。選手たちは人生において覚えているでしょう。最後まで挑戦し続けるつもりです。
サンドロ(・クレノビッチ)の大会となっています。私達はとてもハッピーですし、素晴らしい瞬間が続いて欲しいと思っています」
クレノビッチ選手の試合後コメントは以下のとおりです。
サンドロ・クレノビッチ選手:
「今日はチーム全体が素晴らしいパフォーマンスでした。10日間で5試合をプレーすることは簡単なことではありません。私達は少し疲れていますが、大事なのは勝利したことです。
ヴォリャッコは素晴らしいクロスを届けてくれましたし、得点することができてハッピーです。2日間の休養期間がありますし、それから準決勝を迎えます。私達はこの歩みを続け、勝たなければなりません」
ヴィアレッジョ・カップ 2018 は準々決勝が終了し、準決勝に進出した4チームが出揃いました。
ユベントスは準々決勝でサッスオーロを 3-2 で下したフィオレンティーナとの対戦が決定しました。準決勝が行われるのは現地3月26日(月)です。今季カンピオナート第23節での “借り” を返すようなプレーができるのかに注目です。