ヴィアレッジョ・カップ 2018 のグループ第3節ユーロ・ニューヨーク戦が行われ、ユベントスは 4-0 で勝利しました。この結果、ユベントスは得失点差でグループ7の首位となり、決勝トーナメント進出が確定しています。
試合に出場したユベントスの選手は下表のとおりです。
選手名 | |
---|---|
GK | 12: ロリア |
DF | 23: メネギーニ 15: ジョアン・セラン(→ 1' st. 5: デッリ・カッリ) 4: ザナンドレア 14: フレイタス |
MF | 11: ニコルッシ(→ 38' st. 19: メリオ) 6: カペッリーニ 8: ムラトーレ (C) |
FW | 10: デル・ソーレ(→ 1' st. 20: モンタペルト) 9: クレノビッチ 7: ポルタノーバ(→ 25' st. 13: カメライ) |
ダル・カント監督は 4-3-3 を選択。大量の得点差で勝利したいこともあり、クレノビッチ選手が3トップを組む布陣で試合に臨みます。
試合は両チームがスペースを消すことを意識したため、拮抗した状態が継続する。先にスコアを動かしたのはユベントス。27分にポルタノーバ選手のクロスにニコルッシ選手が合わせ、リードを奪うことに成功する。
均衡が破れたことで、ユベントスはデル・ソーレ選手とクレノビッチ選手を起点に攻勢を強める。しかし、得点のチャンスは作るものの、追加点とはならず。前半は 1-0 で折り返す。
一方、同時刻で行われているリエカ対ベネベントは前半を終えた段階でリエカが 2-0 でリード。リエカは勝点7・得失点差+4の暫定首位(ユベントスは勝点7・得失点差+2)で後半を迎える。
グループ首位通過のためには追加点が必要なユベントスだったが、思うように相手ゴールに攻め込むことができずに時間だけが経過する。
それでも、81分に途中出場のカメライ選手が落ち着いたトラップからゴールを決め、リードを2点に広げる。ただ、このままでは得失点差でグループ首位を逃すという状況だったアディショナルタイムにユベントスが底力を見せる。
91分にモンタペルト選手がチーム3点目を決めると、その2分後にはクレノビッチ選手にもゴールが生まれる。結局、試合はユベントスが 4-0 で勝利。後半アディショナルタイムに2得点を決めたユベントスが 2-0 で試合を終えたリエカを得失点差で上回り、グループ首位で決勝トーナメントに進出することとなった。
ユベントスが所属するグループB・6組の順位表は以下のようになりました。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | ユベントス | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | +5 |
2 | リエカ | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | +4 |
3 | ベネベント | 3 | 1 | 0 | 2 | 3 | 0 |
4 | EURO ニューヨーク | 3 | 0 | 0 | 3 | 0 | -9 |
後半のアディショナルタイムを迎えるまでは得失点差でリエカを下回っていましたが、最後に2得点をあげて首位浮上に成功。グループBの6組を1位で突破しました。
これにより、ユベントスは決勝トーナメントに進出することが確定。3月21日(水)に準々決勝進出を賭けたラウンド16を戦うことになりました。
なお、現地18日に行われる予定だった一部の試合(7組:リガ対カリアリ、8組:CAI対プロ・ベルチェッリ)が悪天候で翌日に延期されており、決勝トーナメントに進出するチームが出揃っていない状況です。
ちなみに、現時点での各組2位の成績は次のとおりです。
チーム名 | 試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝点 | 得失 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6組 | リエカ | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | +4 |
1組 | セリエD選抜 | 3 | 2 | 1 | 0 | 7 | +3 |
3組 | パルマ | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | +3 |
10組 | SPAL | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | +2 |
2組 | スペツィア | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | +1 |
4組 | パルチザン | 3 | 2 | 0 | 1 | 6 | -1 |
9組 | アスコリ | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 0 |
5組 | 中国 U-19 | 3 | 1 | 1 | 1 | 4 | 0 |
7組 | カリアリ | 2 | 1 | 1 | 0 | 4 | +2 |
8組 | CAI | 2 | 1 | 0 | 1 | 3 | +3 |
成績2位の上位6チームが決勝トーナメントに進出できる形式であり、当落線上にいるカリアリと CAI の試合結果によって、決勝トーナメントを争うチームの顔ぶれが決定することになります。
ユベントスは3試合4得点で大会得点王争いをリードするクレノビッチ選手が好調を維持していることは一発勝負の決勝トーナメントを戦う上でアドバンテージと言えるでしょう。
ユース世代の代表チームに選手が招集されることでメンバー編成が難しくなる可能性もありますが、決勝ラウンドでプリマベーラの選手たちがどのような戦いを見せるのかに注目です。